先日、東京ビッグサイトで開催されたバックオフィス向け総合展示会『バックオフィスWorld』。このイベントに、株式会社ラネットが取り扱うネットワークカメラサービス『キヅクモ』が出展しました。当日は、多くの来場者が訪れ、特にバックオフィス業務の効率化や防犯に対する関心が寄せられました。
『キヅクモ』は、AI機能を搭載したネットワークカメラとして知られ、業務効率化だけでなく従業員の安全確保にも寄与することが期待されています。しかし、カメラ導入に際しては、従業員のプライバシーへの懸念も少なくありません。そのため、ラネットは来場者に対し、ただの防犯目的ではなく、『従業員を守り、業務改善に貢献する新たな価値』を提案しました。
実際、同社のブースには多くの来場者が訪れ、既存のカメラでは記録されない重要な瞬間を見逃さないための仕組みに感心した様子が見受けられました。キヅクモが提供するのは、異常が発生した際に即座に通知を行う機能で、これにより迅速に対応できることが評価されています。
さらに、ブースでは『キヅクモ』のマーケティング機能を活用し、3日間のリアルな来場者データを収集しました。具体的には、15,808名の通行者をカウントし、そのうち約950名がブースに足を運びました。このデータから、特に通行客のピークとなる時間帯が特定され、ラネットはスタッフの配置をリアルタイムで最適化し、来場者に対する接客を強化しました。
今回の展示会での目玉として、屋外の防犯ニーズに応える新製品『ADC-V729』も初公開されました。この製品は、特に太陽光発電施設や建設現場での資材盗難対策として注目されており、来場者からは『この明るさなら不審者対策に効果的』や『設置するだけでも威嚇効果がある』といった意見が寄せられました。これは屋外施設における防犯への関心の高まりを示すものです。
ラネットは、2002年に設立され、モバイル事業やソリューション事業など幅広く展開しています。同社のネットワークカメラ事業は、特に需要が高まっており、今後も業務の無駄を省きつつ、従業員の安全を確保する製品を提供し続けるでしょう。
このような展示会を通じて、業務改善に向けた新しい視点や防犯機能の重要性を、多くの人々が再認識しています。今後の展開が非常に楽しみです。