オンライン家庭教師の利用状況調査から見えたハイブリッド学習の実態
オンライン家庭教師「まなぶてらす」を運営する株式会社ドリームエデュケーションは、417世帯の保護者を対象に行った学習実態調査の結果を発表しました。この調査から、53.7%の家庭が塾や通信教育など、複数の学習手段を併用していることが浮き彫りとなりました。この現象は「ハイブリッド学習」と呼ばれ、学び方の選択肢が広がる中、多くの家庭が目的に応じて適切な学習手段を使い分けていることを示しています。
調査結果の詳細
1. ハイブリッド学習の実態
調査によると、まなぶてらすの利用者の53.7%がオンライン家庭教師に加え、学習塾、個別指導塾などの他のサービスも併用。カット時において、塾を併用している家庭は24.2%を占め、個別指導塾も13.9%、通信教育が11.0%、授業動画サービスが8.6%という結果となりました。特に、塾とオンライン家庭教師を組み合わせる形のハイブリッド学習が一般的となっています。
2. オンラインでの学びの魅力
オンライン家庭教師を選ぶ理由として、最も多かったのが「送迎不要・移動時間の削減」という回答で、全体の25.9%を占めていました。この他にも、「海外在住のため」との理由が13.7%、そして「時間の有効活用」が11.8%という結果に。近年、多忙な共働き家庭や遠隔地に住む家庭が増えている中、自宅で学べる選択肢が求められていることが伺えます。
3. 初回レッスン前の不安要素
初めてオンラインで授業を受ける際、66.9%の保護者が「先生選び」についての不安を感じており、技術面についての不安は16.3%にとどまっています。多くの家庭が、オンライン学習の環境に対しては既に慣れており、重要視しているのは「どの先生に教わるか」という点であることが分かります。実際、初回レッスンを受けた後には79.6%が不安を解消できたとのことです。
調査結果が示すもの
今回の調査によって、オンライン家庭教師がもはや「通塾の代替品」ではなく、家庭の学び方において重要な補完的存在であることが確認されました。特に、特定の科目に対する需要や学習環境を整えるために、多様な選択肢を求める動きが見て取れます。これからは、オンライン家庭教師と他の学習手段が併存することで、より効果的な教育環境が整っていくことでしょう。
背景にあるニーズ
本調査からは、共働き世帯の急増が、移動時間を削減し自宅で学べる手段への需要を引き上げていることが明らかです。また、地域による教育機会の差や海外在住の日本人家庭からのニーズも考慮されており、オンライン家庭教師がそのギャップを埋める役割を果たしています。コロナ禍を経て、オンライン教育が一般化し、保護者はその利便性を実感しています。
今後の展望
将来的に、オンライン家庭教師は塾や通信教育と並び、重要な学習手段として位置づけられることが予想されます。教員選びや目的に応じた学びの深化が求められる中、まなぶてらすでは保護者に選びやすい環境を提供するため、さらなる情報整備やサービスの充実を進めていく方針です。
保護者の声
調査から寄せられた会員の声としては、「性格に合った先生を選べることが決め手だった」「苦手科目を補強できるのが助かる」「海外で日本の教育を受けられるのがありがたい」「送迎時間が家族との時間に使える」など、多くの意見が寄せられています。
まとめ
時代の変化と共にオンライン家庭教師の利用は広がりを見せており、今後も様々なニーズに応じて成長していくことでしょう。教育の形が変わる中、自分に合った学び方を見つける力が求められています。そして、まなぶてらすがその一助となれるよう、今後もサービスを進化させていくことを願っています。