新たなキャリア支援のプロ、第一期認定者誕生
一般社団法人プロティアン・キャリア協会は、個人のキャリア開発を支援する活動を行っており、このたび新たに「キャリア開発診断アドバイザー」という資格を設けました。2023年、第一期として18名の認定者が誕生。彼らは今後、キャリア開発診断の専門家として、個人や組織の成長をサポートしていくことが期待されています。
キャリア開発診断とは
キャリア開発診断は、法政大学キャリアデザイン学部の教授であり、協会の代表理事でもある田中研之輔氏が監修した診断ツールです。これは個々のキャリア状態を可視化し、自身の強みや課題を客観的に把握するためのものです。診断は「キャリア目標」「自己理解力」「健康・幸福力」「変化適応力」「関係構築力」「キャリア資本」の6つの指標から成り立ち、年に一度の健康診断のように、定期的に自身のキャリアを見直すことを促進します。これによって自己認識を深め、キャリア形成やウェルビーイングの向上を図ることが可能です。
キャリア開発診断アドバイザーの役割
新たに誕生したキャリア開発診断アドバイザーは、診断結果を的確に説明するだけでなく、受検者との対話を通じて自己理解を深める支援を行います。彼らは、自らのキャリアの考察を促し、行動につながるよう伴走者となる役割を担っています。養成講座では、診断結果の読み方や対話技術、主体性を尊重したフィードバック方法などを学ぶことができます。
認定者のバックグラウンド
第一期認定者は、企業の人事担当者や管理職、キャリアコンサルタントといった様々なバックグラウンドを持つメンバーで構成されています。この多様性により、キャリア開発の実践的な支援が期待されています。
受講者が語る診断の価値
認定者へのインタビューでは、診断結果が評価ではなく、受検者自身がキャリアを考えるための材料である点が強調されました。例えば、高いスコアの項目から対話を始めることで、受検者が自らの強みを振り返りやすくなり、自然な自己開示を促せる工夫も行われています。「数字に捉われず、その背景を理解することが大切」といった意見も聞かれ、診断結果を元に内省を深め、小さな行動変容につなげることの重要性が語られました。
今後の展望
今後の活用に関する期待も寄せられています。「自身の研修に取り入れたい」、「上司と部下との1on1に役立てたい」との声が多く、キャリアコンサルティングやチームビルディングなど、幅広い場面での応用が見込まれています。
第2期養成講座の開催
新たなキャリア支援の拡がりを見せる中、2026年7月12日に「キャリア開発診断アドバイザー養成講座第2期」が開催されます。興味のある方はぜひご参加ください。
まとめ
プロティアン・キャリア協会が新たに設立したキャリア開発診断アドバイザー制度により、多くの人々のキャリア自律の支援が進むことが期待されています。それぞれの認定者が持つ専門的な知識とスキルは、今後のキャリア支援において重要な要素となるでしょう。