地域の未来を見据えたインフラ技術の革新
2025年6月4日から6日にかけて、幕張メッセにて開催される「Japan Drone 2025」に、JAXA認定の宇宙ベンチャー、株式会社天地人が参加します。天地人は、今回の展示会にて、先進技術を活用した新しいインフラメンテナンスの提案を行います。
このイベントは、ドローン技術に特化した国内最大規模の専門展示会であり、初開催から10年目を迎えます。記念すべき節目の年には、全講演が無料で聴講可能となり、地域社会の未来に向けた「スマートシティ」推進の取り組みが期待されています。
Earth Engineeringとそのビジョン
株式会社天地人は、東京都中央区に本社を置く企業で、衛星データを基にした土地評価を行っています。代表取締役の櫻庭康人氏が率いるこの企業は、地域のインフラを支えるための新しいアプローチに挑戦しています。
今回のJapan Drone 2025において、天地人は2つの重要なセッションに登壇します。
1.
6月4日(水)16:15-16:45
事業開発統括マネージャーの西山陽平が登壇し、衛星データを活用した漏水リスク評価や、他社との連携による包括的なインフラメンテナンスサービスの提案を行います。
2.
6月5日(木)15:00-16:00
COOの樋口宣人と山田商会HD社が共同で「天地人コンパス 宇宙水道局」について講演します。
天地人コンパス 宇宙水道局とは
「天地人コンパス 宇宙水道局」は、衛星データを駆使して持続可能な水道事業をサポートする画期的なソリューションです。このプラットフォームは、漏水リスク診断や管路の更新計画など、さまざまな機能を提供します。
- - 漏水リスク診断: 約100m四方の範囲でのリスクを5段階に分類し、管路ごとに詳細なリスク診断を実施。これにより、効率的な維持管理が可能になります。
- - 更新計画支援機能: 漏水リスクと地域の施設への影響を考慮し、柔軟な更新優先シナリオを策定します。
この技術は、厚生労働省と国土交通省からも高く評価され、「第7回インフラメンテナンス大賞」では厚生労働大臣賞を受賞しました。また、2023年4月のサービス提供開始以来、契約自治体数も30を超えるなど、多くの実績を積み重ねています。
展示内容と連携の見通し
「Japan Drone 2025」では、天地人の取り組みを示すパネルや資料が展示されます。本展示会におけるブース番号は4707です。展示内容には、過去に受賞した水道DXソリューションに関する詳細情報が含まれ、来場者に新たなインフラメンテナンスの可能性を提示します。
地域社会が抱えるさまざまな課題に対し、天地人は技術力を活かし、透明性のある合理的な計画策定を通じて、未来のインフラを整備していく方針です。これからも目が離せない企業です。
参加方法
このイベントへの参加や詳細な情報は、
Japan Droneの公式サイトから確認できます。皆様のご来場を心よりお待ちしております。