フクシマガリレイが挑む冷蔵業界の革新
2025年2月、幕張メッセで開催される第59回スーパーマーケット・トレードショー(SMTS2025)に、フクシマガリレイ株式会社が出展することが決定しました。この展示会は、食品業界における最新のトレンドや技術を紹介する重要なイベントであり、フクシマガリレイはそこで新しい価値を創造する製品を多数披露します。
環境に配慮した新たなショーケース
近年、電気代の高騰が続き、スーパーマーケットにとって省エネ対策は急務となっています。そこで、同社は環境に優しい新型ショーケースを提案します。例えば、同社のブランド「CLAIR」の外装をキープした扉付きショーケースや、状況に応じて扉をしまえるタイプなど、多様なショーケースを実機展示します。冷凍食品の需要が増加する中で、視認性の高い薄枠扉のショーケースや、CO2冷媒を用いた冷凍リーチインショーケースなども登場予定です。
機器の最前線
フクシマガリレイの展示ブースでは、冷凍機器の優れたラインナップも紹介されます。厨房での利便性を追求する小型ブラストチラーや、トンネルフリーザーなど、さまざまな凍結機器が展示され、業務用冷凍冷蔵のニーズに応える姿勢が示されます。これらの機器は、特に新たな冷総菜の需要を狙った提案の一環として、多くの食品業界関係者の注目を集めています。
「冷媒ガス漏れ10年保証」の発表
特設ステージで発表予定の「冷媒ガス漏れ10年保証メンテナンス契約」は、冷媒ガス漏れによる修理費を10年間保証するもので、2025年4月から対象機種が拡大されることがアナウンスされる予定です。冷凍機別置き型ショーケースも新たに対象に加わり、このシステムが業界に与える影響についても期待が寄せられています。
調理実演での効率的な提案
近頃、多くの家庭で共働き世代が増えていることから、冷総菜への需要は拡大しています。そのため、展示ではブラストチラーやショックフリーザーを用いた効率的な調理実演が行われ、食品品質の向上と共に操作の簡便さがアピールされます。特に、早朝や夜の食材のロスを最小限に抑えるための冷総菜ショーケースの設置提案も行われ、その重要性は高まっています。
日本洗浄機株式会社との連携
新たに加わった日本洗浄機株式会社は、外食産業向けの食器洗浄機や自動調理機器などを展開しており、業務用厨房機器の製造・販売を手掛けています。この連携によって、フクシマガリレイはより幅広いニーズに応えられることが期待されています。展示ブースでは、従来の器具洗浄機に加えて開発中の大型器具洗浄機も見ることができます。
独自の製品もチェック
その他にも、蓄冷材用急速凍結庫や新たなタンク式チップアイス製氷機など、革新的な製品が紹介される予定です。特にタンク式の製氷機は給排水設備が不要なため、設置の手間を軽減し、急成長する食品デリバリー業界にも効果を発揮するでしょう。
お問い合わせと入場について
入場は完全招待制で、事前登録を行った招待者のみがアクセスできるので、参加希望者はフクシマガリレイの公式サイトから招待券の請求を行ってください。これにより、最新の技術や製品が一堂に集まるこの特別なイベントを見逃すことなく体験することが可能です。
フクシマガリレイが示す未来の冷蔵業界の姿を、ぜひご確認ください。この機会に、業界の最前線に触れ、自身のビジネスに役立つヒントを得られることでしょう。