竹のスターバックス
2025-04-26 13:59:37

壮大な竹を使用したサステナブルなスターバックス、ロンボク島に誕生

インドネシア・ロンボク島にオープンした世界初のバンブー建築スターバックス



インドネシアの絶景が広がるロンボク島に、世界初のバンブー建築であるスターバックス クタマンダリカがオープンしました。この画期的なプロジェクトは、日本人アーティストの岡崎氏が代表を務める「Bamboo Lab」が設計・施工を担当しており、持続可能な建築と現代的なデザインを融合させた特別な空間が誕生しました。

竹の魅力を最大限に引き出した施設設計



新たにオープンしたスターバックスは、竹を使用したデザインが特徴です。天井までそびえ立つ竹のアーチが圧巻で、開放感たっぷりの空間は訪れる人々に特別な体験を提供します。竹は自然素材ならではの温かみをもたらし、訪れた人々にリラックスした時間を与えるでしょう。

さらに、竹という優れた自然素材を用いることで、環境への負担を軽減した設計が実現されています。また、竹を使用したエコカップや、地元の職人によるオリジナルグッズの販売も予定されており、訪れたお客さまもサステナブルな取り組みに参加することができます。

Bamboo Lab Architect社の取り組み



このスターバックスの建築を手掛けたBamboo Lab Architect社は、2020年に設立されたバンブー建築のリーディングカンパニーです。ロンボク島を拠点にしており、竹を使用した建築のデザインと施工を行っています。

これまでに数多くのプロジェクトを手掛けてきた同社は、その独創的なデザインと技術で全世界から注目を集めています。例えば、2022年にオープンした緑豊かな環境の中に位置するロンボク島最大級のバンブーレストラン「Milky Wave」をはじめ、ビーチクラブやリゾートホテルなど、多岐にわたるバンブー建築プロジェクトを実現しています。

第二のバリ島、ロンボク島の急成長



ロンボク島はインドネシア政府によって観光経済特区に指定され、観光関連施設の開発が急速に進められています。最近では国際サーキット場の開業やショッピングモール、五つ星ホテル、さらにはテーマパークの建設が進行中です。

これらの取り組みによってロンボク島は「第二のバリ島」として注目を集めており、Bamboo Labは環境に優しい持続可能な建築の提供を通じて、観光産業の発展にも寄与しています。竹は成長が早く、耐久性と弾力性を兼ね備えているだけでなく、リサイクルも容易です。

そのため、Bamboo Labは竹の調達から加工、建築までを一貫して行うサプライチェーンを確立し、地域の雇用創出にも貢献しています。

さらに、2025年にはITDCとの共同でタンジュアンビーチのビーチフロントに5つ星ホテルの建設プロジェクトが決定しており、インドネシアと日本、ドバイの企業による国際的なジョイントベンチャーが進められています。このプロジェクトはマンダリカの観光インフラを強化し、地域経済を活性化させることが期待されています。

竹の未来を感じるスターバックス



スターバックス クタマンダリカのオープンは、竹に秘められた潜在的な可能性を世界に知らしめる重要な一歩となるでしょう。Bamboo Labは今後もバンブー建築の革新を追求し、サステナブルかつ独創的な文化を世界に広めていく方針です。

店舗情報


  • - 店名: Starbucks Kuta Mandalika
  • - 所在地: インドネシア・ロンボク島 マンダリカ経済特区
  • - 運営会社: PT. Bamboo Lab Architect
  • - 連絡先: Jl. Mawun, Sengkol, Kec. Pujut, Kabupaten Lombok Tengah, Nusa Tenggara Bar. 83573
  • - メール: [email protected]
  • - 情報提供: 株式会社ロンボク島
  • - 公式ウェブサイト: ロンボク島


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

画像18

画像19

画像20

関連リンク

サードペディア百科事典: スターバックス ロンボク島 サステナブル建築

トピックス(旅行)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。