京菓子處 鼓月が関東進出
京都を代表する菓子メーカー、京菓子處 鼓月が新たな取り組みを発表しました。2025年3月1日(土)から、関東地区の「NewDays」で「千寿せんべい」と「姫千寿せんべい有機抹茶」を順次販売開始します。これまで関西地域を中心に展開してきた同社ですが、関東のお客様にもその魅力をもっと手軽にお届けしたいとの思いから、本州の先端への進出を決定したのです。
新たな販路の開拓
昨今の観光業界における「インバウンド需要」に依存せず、地元の人々に向けた販路を拡大することで、千寿せんべいを通じた思い出作りの機会を提供します。近年、京都市内では外国人観光客が増加する一方で、日本人観光客が減少しているという調査結果も出ています。これを受け、鼓月は新たな戦略を取ることで、より多くのお客様に愛される商品を届けることを目指しています。
商品情報
千寿せんべい
この菓子は波型のクッキー生地にクリームを挟んだ、懐かしさを感じる形のヴァッフェル菓子です。1963年に誕生以来、お子様から高齢者まで幅広い年齢層に親しまれ、今もなお愛され続けている代表作です。紅茶やコーヒーとの相性も抜群で、お茶うけとして各家庭で楽しまれています。価格は151円(税込)です。
姫千寿せんべい有機抹茶
さらに注目すべきは「姫千寿せんべい有機抹茶」です。これは、京都府和束町で有機栽培された茶葉を使用し、抹茶本来の風味を生かしたクリームが特徴。濃厚な味わいの中にバランスの取れた甘みが調和し、最高の食体験を提供します。こちらのラインナップには、6枚入(864円)、12枚入(1,620円)、20枚入(2,484円)といったさまざまなパッケージが用意されています。
京菓子處 鼓月について
株式会社鼓月は1953年に設立され、来年2025年には創業80年を迎えます。看板商品の「プレミアム千寿せんべい」や、果実饅頭「摘み果」など、多彩な京菓子を展開しています。また、洋菓子ブランド「Pâtisserie KINEEL京都」やエネルギー補給に特化した羊羹「anpower」なども手掛け、その技術力や創造性を活かし、今後も新たな挑戦を続けていく予定です。鼓月は、伝統を尊重しつつも、現代にマッチしたカスタマー体験を提供することを目指しています。
最後に
京菓子處 鼓月が展開する千寿せんべいシリーズは、ただのお菓子ではなく、毎日の小さなしあわせを提供する存在です。関東での展開はこれまで以上に多くの人に愛される素晴らしい機会となるでしょう。皆さんも「NewDays」で手に取ってみることをお忘れなく。