岩井化学薬品が九州大学発のセルイノベーターを子会社化
2026年6月2日付で、岩井化学薬品株式会社が株式会社セルイノベーターの株式を取得し、子会社化することが発表されました。これにより、岩井化学薬品はライフサイエンス分野における解析支援体制を大幅に強化します。両社の強みを生かし、バイオインフォマティクス事業の拡大と研究者への付加価値向上を目指します。
セルイノベーターの強み
セルイノベーターは九州大学から生まれたベンチャー企業で、18年にわたる歴史の中で、ライフサイエンスにおける高品質な解析支援を提供してきました。同社は研究者の「困りごと」を解消することに力を入れ、実験計画から図表作成、論文支援、さらには納品後1年間の無料サポートやカスタム解析への柔軟な対応など、手厚いサービスが高く評価されています。
岩井化学薬品の企業理念
一方、岩井化学薬品は「研究者と共に未来を創造する」という理念のもと、試薬や理化学機器の販売を核に顧客に寄り添った対応を重視しています。バイオインフォマティクス事業の強化を目指し、2024年10月には「機器/BIチーム」を設立。新たな事業領域への取り組みも進めています。
今回の子会社化によって、岩井化学薬品は自社の販売網を活用し、セルイノベーターのサービスを関東圏の新たな顧客に提供することが可能になり、両社のバイオインフォマティクス事業が融合することにより、受託体制やサービスラインの拡大が期待されます。この取り組みにより、ライフサイエンス研究支援サービスの品質向上と提供領域の拡大が進むことでしょう。
既存の信頼関係の尊重
両企業は既存の顧客やパートナーとの信頼関係を何よりも大切に考えており、今後もこれらの関係を尊重しながら、高品質なサービスを提供し続けることを約束しています。従来のお取引関係や商流は従来通り維持されるため、顧客には安心して利用できる環境が整います。
新経営体制の概要
株式取得後、セルイノベーターの新しい経営体制には、代表取締役社長として岩井佳子氏、取締役最高執行責任者には安田香央里氏が就任します。新体制のもと、さらなる成長を目指し、研究者や企業に向けた価値あるサービスの提供を進めていく予定です。
会社の概要
岩井化学薬品株式会社
- - 所在地:東京都中央区日本橋本町3-2-10
- - 事業内容:試薬、理化学機器の販売、バイオインフォマティクス関連サービスの提供
- - 公式サイト:岩井化学薬品
株式会社セルイノベーター
- - 所在地:福岡県福岡市東区馬出3-1-1 コラボ・ステーションI 4階
- - 事業内容:バイオインフォマティクス(遺伝子発現・プロテオーム解析等)の受託およびコンサルティング
- - 公式サイト:セルイノベーター
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