千葉のLiberawareが提供するドローン活用の施工管理支援サービス
千葉県に本社を置く株式会社Liberawareは、建設現場の施工管理を革新する新たなサービス「建設施工進捗管理支援サービス」を発表しました。このサービスは、国土交通省が推進する「中小企業イノベーション創出推進事業」に基づき、2026年7月1日から利用可能になります。ドローンデータを活用して現場のデジタルツインを構築するという画期的な取り組みで、建設業界におけるデジタル化の一歩を踏み出します。
1. 中小企業イノベーション創出推進事業とは
今回の事業は、KDDIスマートドローン株式会社や大林組との三社共同提案の下実施されます。このプロジェクトの目的は、高度な技術力を有する日本の企業によって先進技術を社会に実装し、4.7億円を上限とする交付金を受けて建設業界の施工管理を効率化することです。これによって、デジタル化を通じての省力化、オートメーションの推進を目指しています。
2. 建設業界とデジタル化の背景
建設産業は地域経済の基盤となる重要な業界ですが、現状では担い手不足が深刻です。国土交通省では「i-Construction 2.0」という国家戦略を掲げ、デジタル技術の活用によって生産性の向上と現場の安全性を高めることを目指しています。この戦略を背景に、Liberawareが開発した新サービスは、建設現場での労働環境の改善に大きく寄与することが期待されています。
3. 本事業の特長
本事業は、空間iPaaS基盤「LAPIS」を基盤にしており、あらゆる空間データを業務システムとつなぐことができます。これにより、施工現場の進捗状況を簡単に把握できるだけでなく、検査対応に必要なデータの生成も効率化されます。具体的なプロセスは以下のとおりです:
- - 自動巡回ドローンによるデータ取得
- - クラウドへのデータ送信と加工
- - 各種施工管理システムとの連携によるデータ供給
- - 施工管理資料の作成支援
4. 実現する成果物
このサービスにより、建設現場で作成される成果物も大きく向上します。具体的には、次のような機能があります:
- - 時系列ごとの3次元モデル比較による精緻な出来高管理
- - 発注者への報告に必要な資料作成工数の削減
- - 設計値との差分を即座に可視化する出来形管理
加えて、最新の3Dガウシアンスプラッティング技術により、従来の手法では難しかった構造物の下部の再現まで実現できる点も魅力です。
5. これまでの活動
Liberawareは、建設現場に常設した自動充電ポート付きドローンを利用した遠隔自動測量の運用にも成功しており、その実績をもとに今回の新サービスの提供に至りました。
6. 今後の展望
Liberawareは今後、ドローンだけでなく、地上走行ロボットやレールカメラなど、マルチデバイスによる現場情報の収集を推進し、より安全な社会の実現に向けた基盤構築に取り組むとしています。また、2026年6月に開催される「第8回 国際 建設・測量展」にも参加し、本事業を広く周知する予定です。
7. 会社紹介
株式会社Liberawareは「誰もが安全な社会を作る」をミッションに掲げ、屋内空間での点検・測定に特化したドローン開発を行っています。これからも「見えないリスクを可視化する」技術を進化させ、人々の安全で平和な社会作りを支援していきます。
公式サイトは
こちらで確認できます。ドローンを活用した今後の展開に期待が高まります。