新たな時代のコミュニケーションペット
2023年3月4日、川崎市にて開催された授賞式において、『なごみケーションにゃんこぬくもり』が令和6年度のかわさき基準(KIS)認証福祉製品に認証されました。この製品は、松戸市に本社を置くイワヤ株式会社と神奈川県川崎市のトレンドマスター株式会社が共同で開発したもので、100年の歴史を有する電動玩具のパイオニアブランドの実力を示すものとなっています。
かわさき基準(KIS)とは?
かわさき基準(KIS)は、「自立支援」をキーワードに、安心・安全な製品を認証するために川崎市が定めた基準です。この基準に適合した製品は、人間の「自立」を支援する革新的な特徴を持ち、生活全般を豊かにするための新しい価値を提供することを目的としています。この基準は、身体に障がいや問題を持つ方々の生活を支えるだけでなく、新しい産業の創出にも寄与しています。
ぬくもりを感じる猫型コミュニケーションペット
『なごみケーションにゃんこぬくもり』は、かわいい外見と高い機能性を兼ね備えたコミュニケーションペットです。500種類以上の言葉を話し、利用者と心地よい会話を楽しむことで、一人暮らしの人々の孤独感を和らげる役割を果たします。また、背中を撫でると、まるで生きているかのような鼓動を感じることができ、心に安心感を与えてくれるのです。
この猫型ペットは、静電センサーを用いており、軽い力で撫でても反応します。これにより、ペットとの触れ合いを楽しむことができ、またボリューム調節機能が搭載されているため、耳の遠い方でも安心して使用できます。しかし、一部の音響検査には適合していないものの、その他の基準にはしっかりと適合しています。
実際に利用した方々の声
『なごみケーションにゃんこぬくもり』を実際に使用したモニターからは次のような評価が寄せられています。まず、「ぬいぐるみとして可愛い」という声が多く、利用者は自分のペットとして愛着をもって接しているとのことです。また、抱いている間は不穏行動が軽減され、周囲の人々もその様子にほほえましさを感じているとのことです。鳴き声や話し声の音量も調整可能で、利用者の好みに合わせた利用ができる点も評価されています。
イワヤの100年の歴史
イワヤ株式会社は、1923年に設立され、以来100年にわたり動くおもちゃの開発と提供を行ってきました。豊富な経験に基づき、今年で25周年を迎えるコミュニケーションペットシリーズは、特に高齢者や一人暮らしの方々に寄り添った製品を提供し続けています。『なごみケーションにゃんこぬくもり』は、その21作目となる製品で、多世代に渡って楽しめる内容となっています。
まとめ
『なごみケーションにゃんこぬくもり』は、ペットを通じて心のつながりを感じることができる素晴らしい製品です。これからも、イワヤ株式会社は新しい価値を提供し続け、人々の生活を豊かにしていくことを目指しています。興味を持った方は、ぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか。