房総エリア共同配送
2026-03-26 16:49:31

東京電力PGとNTT東日本が房総エリアで共同配送を開始

房総エリアでの新たな共同配送の取り組み



千葉県の房総エリアで、東京電力パワーグリッド株式会社(以下、東京電力PG)とNTT東日本株式会社が工事用物品の共同配送を実施することになりました。この新しい仕組みは、本日から開始され、両社の工事用物品を対象にしています。この革新的な取り組みは、異なる事業者が協力して物品を効率的に配送する手法です。

共同配送の背景と目的



近年、物流業界では担い手不足や配送効率の低下によって、ドライバーの負担軽減や輸配送の効率化が急務となっています。また、インフラ事業者にとっては、安定した資材供給を確保しつつ環境に対する負荷を減らすことが求められています。このような背景から、平時から効率的な配送体制を構築し、災害時にもその体制を活かせるようにすることが重要になります。

東京電力PGとNTT東日本は、ガス・電力・通信のインフラを支える企業として、連携協定を締結し、互いに保有するリソースやデータを最大限に活用して業務の効率化を進めています。これまでにも、災害時の対応力を高めるための協業や点検の推進などを行ってきました。

具体的な取り組み内容



新たな共同配送の取り組みでは、千葉県の房総エリア(成田市、茂原市、木更津市)において、両社が保有する工事用物品を対象に配送を行います。NTT東日本は自社の物流倉庫から東京電力PGの物流倉庫への輸送を行い、その後、工事用物品を混載して最終的に配送します。この取り組みが房総エリアで実施される理由には、両社の配送ルートが重なり、地理的にも近接しているため、効率的な共同配送が可能であることが挙げられます。

実証実験とその成果



共同配送開始に先駆けて、実証実験を実施しました。この実証では東京電力PGの物流倉庫を中継拠点として、房総エリア内での共同配送の効果を検証しました。実施頻度は3回で、色々な評価項目に対して実施されました。その結果、一日あたりでトラックの台数が1台削減されるなど、総走行距離や走行時間の減少が確認され、環境負荷の軽減にも成功しました。具体的には、トラック台数は1台減少し、総走行距離は15%低下、走行時間は11%の短縮、さらに平均積載率は14%増加、CO2排出は13%減少といった成果が得られました。

取り組みの実施体制



この共同配送の運営には、NTT東日本が輸送を委託している株式会社NTTロジスコと、東京電力PGが委託している東電物流株式会社が関与し、連携して共同配送を行います。今後もこの取り組みは、週に1回のペースで実施され、千葉県房総エリアを対象に続けられます。

未来への展望



今後はこの共同配送のスキームを活用し、他のエリアへの拡大や幹線輸送、共同倉庫の利用なども検討していきます。また災害時における車両の相互利用についても強化し、対応力を高める取り組みが進められます。さらに、この成果を生かし、三社連携協定に基づいた物流分野だけに留まらず、設備点検やインフラ基盤の共通プラットフォーム構築などを推進し、地域全体の価値向上に寄与していく考えです。インフラ事業の持续的な運営に向けたこの新しい試みは、地域社会の発展にも大きく寄与することでしょう。


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