袖ケ浦市庁舎の魅力
2025-02-18 10:40:25

千葉初のZEB Ready認証取得!袖ケ浦市庁舎の魅力と特徴

袖ケ浦市庁舎が目指す新しい未来



千葉県袖ケ浦市に、令和7年1月31日、県内初となる「ZEB Ready認証」を取得した新しい市役所庁舎が竣工しました。この庁舎は「安心・安全な庁舎」「使いやすく市民に開かれた庁舎」「環境にやさしい庁舎」という整備方針に基づいて設計されています。

ZEB Ready認証とは



まず、この庁舎が取得した「ZEB Ready認証」について説明します。ZEBとは、Net Zero Energy Buildingの略で、建物がエネルギー効率を高めるだけでなく、自らエネルギーを生み出すことを目指した設計の建物を指します。ZEB Readyは、その基準値に対してエネルギー消費量を50%以上削減するものを意味します。これは、現代の持続 가능한社会を実現するために非常に重要な認証です。これにより、袖ケ浦市はエネルギー効率を追求する先駆者としての地位を確立しました。

庁舎の安全性と防災機能



新庁舎の最大の特徴の一つは、その抜群の安全性です。北庁舎は免震構造を採用しており、強烈な地震が発生した際でも事業を継続できるように設計されています。3階には災害対策室が設けられており、非常用発電機から電力供給を行うことで、停電時にも災害対策本部として機能します。また、2階には浸水対策として各種の設備も配置され、いざという時に備えています。

このように、庁舎はただの行政機関ではなく、地域の命を守る防災の拠点としての役割も担っています。

市民に優しい設計



新庁舎は市民にとって使いやすさを重視した設計です。1階には自然光が入り、明るく開放的な空間が広がっています。市民がよく訪れる部署の窓口が明確に整理され、例えば福祉ゾーンや税関係の窓口など、目的の課に行くのが容易になっています。また、事務スペースは将来的なレイアウト変更にも対応できるよう工夫されており、いつ訪れても利用しやすい環境が整えられています。

環境に優しい取り組み



環境への配慮も忘れてはいません。この庁舎では断熱性能を高め、省エネルギーのためのLED照明や人感センサー、高効率空調機を導入。さらには太陽光発電システムも備えており、自らエネルギーを生み出す努力がなされています。植栽帯を適所に配置し、周辺環境との調和も図られています。これらすべての取り組みが、環境保護の意識を市民に喚起し、持続可能な社会の実現に貢献しています。

物件概要



所在地


千葉県袖ケ浦市坂戸市場1番地1

アクセス


JR内房線「袖ケ浦」駅から徒歩5分

物件寸法


  • - 敷地面積: 19,373.44㎡
  • - 延床面積: 14,221.36㎡

構造・階数


  • - 構造: 鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
  • - 階数: 地下1階、地上7階、塔屋2階

施工・設計


  • - 基本設計・監理: 株式会社榎本建築設計事務所
  • - 実施設計: 大成建設株式会社一級建築士事務所
  • - 施工: 大成建設株式会社千葉支店

このように、袖ケ浦市の新庁舎は、先進的な省エネルギー技術、安全で効率的な設計が施された素晴らしい施設です。地域の未来を支える重要な拠点として、これからの活躍が期待されます。


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