南房総の新たな魅力「黍とそ-KIBITOSO-」リキュールの誕生

千葉県南房総市にあるラム酒メーカー、ペナシュール房総株式会社が新たな挑戦を始めました。それは、ラムリキュールブランド「黍とそ-KIBITOSO-」のスタートです。このプロジェクトは、日本ではまだあまり知られていないラム酒をもっと手軽に楽しんでもらうために立ち上げられました。

「黍とそ-KIBITOSO-」の魅力

「黍とそ」の名前は、ラム酒やサトウキビを意味する「黍（きび）」と、古来の日本のリキュール「屠蘇（とそ）」に由来しています。このブランドは、ペナシュール房総の自社製造拠点である「房総大井倉蒸溜所」にて、様々なラム酒をベースにスパイスや薬草、フルーツなどを使用し、香りと風味を引き出す独自の製法で作られています。きっと誰もが楽しめるリキュールになっていることでしょう。

ペナシュール房総のラム酒

南房総で生産されるラム酒は、自社農園「Kibilab.FARM」で栽培されたサトウキビを使用したアグリコールラムをはじめ、様々なタイプのラム酒が揃います。この中には、日本独自の製糖過程から生み出されたモラセスを使ったトラディショナルラムや、カリブの一部地域で造られるハイエステルラムなども含まれています。

この多様性は、高い評価を得ており、国際的なコンペティションでの受賞歴も豊富です。特に、IWSC（International Wine and Spirit Competition）でのGOLD受賞や、フランスのガイド誌「Gault et Millau」における「ラムに携わる世界の15人」にも選ばれたことから、その品質やクラフトマンシップを証明しています。