靴下が世界をつなぐ
2026-07-13 14:11:48

奈良県広陵町の靴下が架け橋に、ネパールとの平和教育の取り組み

奈良県広陵町の靴下が世界へ

奈良県広陵町の靴下は、地域の誇りであり、ものづくりの文化を代表する存在です。そして、この靴下が今、ネパールの対象地域で平和教育の一環として活用されています。2026年7月9日、特定非営利活動法人なかよし学園プロジェクトは、広陵町役場を訪問し、吉村裕之町長や役場職員に、ネパール・ルンビニ州での教育支援活動を報告しました。

広陵町からネパールへ

この活動では、広陵町の特産「広陵くつした」がネパール・ルンビニ州の教育現場で教材として利用されています。広陵町から送られた靴下は、ネパールのOmsatiya Rural Municipalityで贈呈され、地域の村長と行政長に直接手渡されました。なかよし学園は、日本のものづくり文化や平和への思いを、この靴下を通じて伝えようとしています。

学校での学びの場

報告日の同日、真美ヶ丘第一小学校では「世界とつながる学び」講演会が開催されました。子どもたちは、広陵町の靴下がどのようにネパールで活用され、国際理解や平和教育に寄与するかを学びました。また、彼らがSDGsの取り組みの一環としてナスの皮を使って染めた靴下が、今後の教材として、ネパール等で使用される予定です。

地域の力と平和への思い

広陵町の取り組みは、靴下の生産だけにとどまらず、「地域の誇り」と「人を思いやる心」を世界へ届ける役割を果たしています。なかよし学園の代表は、物をを届けるだけの支援ではなく、地域の学びを通して得た知識や文化が、世界の子どもたちに影響を与える重要性を強調しています。この循環型の学びは「CoRe Loop」と呼ばれ、広陵町の靴下を使った取り組みこそがその実践のひとつです。

教育支援活動の多様性

ネパールでの活動では、科学実験や防災教育、衛生教育、そして日本文化体験など、幅広いテーマの授業が展開されています。このような支援を通じて、現地の学校に新しい学びの場が生まれています。また、広陵町のくつしたによって、日本の地域産業が世界の教育支援につながることが証明された瞬間でもありました。

持続可能な未来への展望

今後、広陵町では靴下生産時に出る廃材を利用した「くつした折り紙」にも注目が集まる予定です。この新たな教材は、子どもたちに創造力を育むだけでなく、環境教育の一環としても期待されています。なかよし学園は、広陵町の地域資源を大学や国際協力に結びつけ、世界の子どもたちと共に学び合う機会をさらに広げていきます。

さまざまな協力の形

広陵町とネパールの交流を通じて、多くの子どもたちの意識が変わり、国境を越えた理解が深まることが期待されます。今後も、廃材の再利用を通じて発生する新たな教育モデルの開発や、広陵町の魅力を伝える活動が続いていきます。なかよし学園は、この循環的な学びを通じて、地域の資源が持つ価値を世界へと発信し続けます。

日本の子どもたちが広陵町の靴下を通じて、国際理解や平和の大切さを学び、さらに地域の誇りを世界へ届ける気持ちを育んでいくことを心から願っています。これが、新たな平和教育の一歩になることを信じています。


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