市原歴史博物館の季節展示
千葉県市原市に位置する市原歴史博物館では、毎年恒例となる季節の展示が開催されます。今年のテーマは「七夕とマコモ馬」です。この展示は、昔の七夕行事と現代との違いを理解し、伝統文化に触れる貴重な機会です。
七夕の由来とは?
明治時代の画家、廣瀬蘆竹の作品『故郷姉崎町年中行事』に描かれた七夕行事は、地域の文化を深く知る手がかりとなります。その中では、七夕に植物の真菰を使って牛馬を制作し、飾るという風習が存在していました。この風習は時代とともに変化してきましたが、展示ではその変貌と意義を解説します。
展示内容
展示では、七夕の行事に関するパネルや、廣瀬盧竹の原画が並び、市内に残る伝統的なマコモ馬づくりを継承している「姉崎を知る会」とのコラボレーションによる新たなマコモ馬の展示も行われます。また、かつての七夕行事が現在のものとどのように異なり、どのような意味を持っていたのかを知ることができます。
開催概要
- - 会期: 6月21日(土)~ 7月27日(日)まで(毎週月曜休館:祝日の場合は翌平日開館)
- - 開館時間: 9時~17時
- - 会場: 市原歴史博物館(市原市能満1489)
- - 観覧料: 無料(ただし、常設展示の観覧には観覧料が必要)
展示を担当した学芸員による解説会も実施され、開催日は7月5日(土)に行われます。二つの時間帯(11時45分~12時15分 / 14時45分~15時15分)で行われ、各回先着30名まで参加可能です。参加費は無料です。
特別体験「マコモの小物づくり」
さらに7月12日(土)には特別体験「マコモの小物づくり」が行われます。地元で採取したマコモを使って、癒し効果のある神秘的な香りを楽しみながら、小物づくりを体験できます。こちらも無料で参加でき、各回最大20名までの定員です。整理券は午前8時30分から配布されますので、お早めにご来館ください。
終わりに
市原歴史博物館の展示を通じて、昔の七夕の伝統やマコモ馬の文化に触れるこの機会をお見逃しなく。詳しい情報は、
市原歴史博物館の公式サイトをご覧ください。