父の日を控えた父親たちの本音と願いを探る
全国で24時間スマホから利用できるベビーシッター・家事代行サービス「キッズライン」を展開する株式会社キッズラインは、2025年の5月、0〜17歳の子を持つ379人の父親を対象に「父の日」に関するアンケートを実施しました。その結果、昨年の父の日に約7割の父親が何らかの労いを受けたことが分かりました。特筆すべきは、家族からの「ありがとう」という言葉が最も心に響くということです。
感謝の言葉が嬉しい父親たち
調査によると、昨年の父の日に「何かしら労ってもらった」と答えた父親は68.7%。その中でも、最も多かったのが「家族からの感謝の言葉」で、48.3%もの父親がこれに該当しました。このように、物やイベントといった形よりも、言葉での感謝を重視する家庭が多いことが顕著に表れています。
一方で、4人に1人は「特に何もなかった」としています。自由記述では、「父の日を意識していない」や「特別な日だとは思わない」との意見も見受けられ、家庭によってはこの日を特別視しない傾向も見えています。
今年の父の日に望むこと
「父の日に何かしらの労いや感謝を受け取りたい」との質問に対して、55.7%の父親が何らかの形の労いを望んでいます。中でも最も多かったのが「感謝の言葉をもらいたい」で、これは全体の70%を占めています。また、41.1%は「家族とゆっくり過ごしたい」と答えており、『物』よりも『時間』の共有が重要視されていることが分かります。さらに、「自分ひとりで自由に過ごす時間が欲しい」との意見や、「朝はゆっくり寝かせてほしい」という声もちらほら見受けられます。
家事育児の現状とその負担
調査結果では、現在の家事育児の分担割合を尋ねたところ、父親自身が「3:7」あるいは「2:8」と認識する声が55.4%と過半数を占めました。父親が「自分の方が多く担っている」と感じる人は12.2%にとどまり、多くの父親が「十分に役割を果たせていない」と感じていることが明らかです。これは、共働き家庭が増えている中で見えない負担を抱える父親の姿を現しています。
疲労感と休息への願望
また、約7割の父親が「少し休みたい」と感じていることも明らかになりました。「家事は終わりがない」「精神的にまいっている」など、育児や家事に伴うプレッシャーを抱える声が続出しています。このように、忙しい日常の中での「休みたい」という願望もまた、父の日を迎えるにあたっての一つのリアルな感情として浮かび上がります。
まとめ
今回の調査から見えるのは、父親たちの「感謝の言葉」への切実な願望と、日々の育児や家事に伴うプレッシャーです。父の日は、そんな父親たちに「ありがとう」と心からの感謝を伝える大切な機会。家族が共に過ごす時間こそが、最も心温まる贈り物となるのかもしれません。特別な雨の日の過ごし方として、父の日に家族との穏やかな時間を作ってみてはいかがでしょうか。
キッズラインについて
「キッズライン」は、全国47都道府県で活動するベビーシッターおよび家事代行のマッチングプラットフォームであり、信頼できるサポーターが4,500名以上登録しています。母親も父親も、家事と育児の負担を軽減し、より充実した家庭生活を送ることができるようサポートしています。また、安全対策にも力を入れており、安心してサービスを利用可能です。