北澤豪やビーチサッカー選手が参加!プロギングで海洋環境意識を高める
11月29日、千葉の高円宮記念JFA夢フィールドにて、シリーズ最終回となる『PLOGGING MAKUHARI PLUS+ 2025』が開催されました。一般社団法人海と日本プロジェクトin千葉県主催のこのイベントには、元サッカー日本代表の北澤豪さんや、ビーチサッカーの現役選手たちが加わり、スポーツを通じて海洋ごみ問題への理解を深めました。参加者は、プロギング(ごみ拾いとジョギングを組み合わせた活動)とビーチサッカーを楽しみながら、環境保護の重要性を実感することができました。
プロギングとは?
プロギングは、ストレッチやジョギングをしながら周囲のごみを拾うアクティビティで、環境への意識を高めることが目的のひとつです。この日は、29名の参加者がチームに分かれ、スポGOMI形式で街のごみを回収しました。
イベントの流れ
朝の空気は少し冷たかったものの、参加者たちは元気いっぱいにラジオ体操を行い、心と体をほぐしました。北澤さんを中心にしたチーム北澤は、過去にごみが多く見つかった地点を目指しましたが、その場所が思いの外きれいだったことに驚きました。前回のイベントから地域の環境が改善されていることを実感し、急遽別の場所に移動して約5kgのごみを回収しました。
ビーチサッカーで環境の大切さを学ぶ
プロギングの後、参加者はビーチサッカー専用のコートへと移動。ここでは、選手たちがその大切さを体験しながら教えました。ビーチサッカーは、きれいな砂浜でプレイすることが前提であり、その大切さを子どもたちが実感することで、環境保護への意識が高まりました。選手たちによるエキシビションマッチも行われ、華やかなプレーの数々に観客は感動しました。
参加者の反響
参加した子どもたちや大人たちは、プロギングとビーチサッカーを通じて「楽しさ」と「気づき」を得たという声を多く寄せていました。「皆でごみを拾いながらのジョギングは楽しく、自然環境にも目を向けることができた」といった意見が多く聞かれました。また「選手たちの活躍を間近で見られたことは、子どもたちの憧れとなり、環境意識の向上につながる」との声もありました。
終了後のコメント
北澤さんは、「ごみがない状態をつくることの大切さに気づけた。スポーツを通じて環境を守る意義がある」と感想を述べました。また、茂怜羅選手は「地域に貢献しながらビーチサッカーを知ってもらう良い機会になった」と喜びを表現しました。このような活動が今後も続くことを願っています。
まとめ
『PLOGGING MAKUHARI PLUS+』の全4回を通じて、回収されたごみの総重量は約180kgに達し、多くの参加者がスポーツを通じて海洋ごみ問題を自分ごととして捉えることができたと言えます。このプロジェクトは、海と環境を守るための新しい取り組みとして、これからも注目され続けることでしょう。