新サービス「ランドスケープ・マネジメント設計室」が誕生
株式会社大凧とyatsudesign合同会社が手を組み、空間とその使用法を一体で設計する新しいサービス「ランドスケープ・マネジメント設計室」をスタートさせました。これは、都市の公園や緑地、地域の遊休公共施設など、さまざまな空間を対象に、デザインと使われ方を同時に考え進める画期的なプロジェクトです。
なぜ「ランドスケープ・マネジメント設計室」が今必要なのか
今日、私たちの周りには多くの空間が存在します。都市部には公開空地や公園、郊外にはマンションの共用部、地方には地域の記憶を受け継ぐ自然環境などがあります。しかし、こうした空間は存在するだけでは意味がありません。特に、近年のニーズでは、使われることとその場が維持されることが重要です。そこで、空間を整えるだけでなく、誰がどのように使うか、どのように運営するかを考えることが求められています。
「ランドスケープ・マネジメント設計室」は、そのような時代の要請に応えるために生まれました。空間の設計と人々との関係づくりを統合することで、より持続可能で活気のある場づくりを目指します。
ランドスケープ×マネジメントの新しい視点
このサービスでは、ランドスケープのデザインとマネジメントの計画を分けて考えることはなく、両者を融合させます。空間にある資源や課題を理解し、社会実験を通じて仮説を検証した上で、それを設計や運営に反映します。こうした過程を通じて、利用者が継続して使いたくなるような場を育てることができます。
大凧とyatsudesignの協力によるユニークなアプローチ
このサービスの主な特長は、構想や社会実験、設計、運営を別々のものとして捉えず、一連のプロセスとして考える点にあります。具体的には、以下の3つのアプローチがあります。
1.
運営を見据えた設計
yatsudesignのデザイン力と大凧の運営などの実績を組み合わせ、初期の段階から利用されることを視野に入れた設計を行います。
2.
社会実験による検証
構想段階で考えた仮説を小規模に試し、利用者や関係者の反応を基に次のステップに生かします。
3.
多様なフィールドへの適用
都市、郊外、地方といった異なる環境に応じた方法で、空間と運営を組み合わせた戦略を展開します。
対象となる3つのフィールド
このサービスが重点を置くのは、以下の3つのフィールドです。
駅前広場や公園など、都市部の人が行き交う場所で、交流や活動の機会を創造します。
マンションや団地の共用部を、地域住民が参加しやすい共有資産へと育てます。
遊休公共施設や農地などを見直し、地域の活性化につながる拠点を提案します。
提供するプラン
「ランドスケープ・マネジメント設計室」では、以下の4つのプランを提供しています。
1.
構想
対象地の可能性を分析し、今後の進め方を描きます。
2.
構想+社会実験
仮説に基づいた社会実験を実施し、フィードバックを集めます。
3.
構想+社会実験+設計
社会実験から得た知見をもとに、具体的な空間デザインを行います。
4.
構想+社会実験+設計+運営
完成した空間を実際に運営しながら育てていきます。
まとめ
この新しい取り組み「ランドスケープ・マネジメント設計室」は、地域に寄り添い、使われ続ける空間を育てることを目的としています。今後の展開に注目が集まる中、私たちの身近な空間がどのように変わっていくのか、期待が膨らみます。地方の資源を再活用し、都市の余白を賑わせる新たなプロジェクトへの参加をぜひ検討してみてください。