L&FがシリーズAセカンドクローズを実施
千葉県に本社を置く株式会社L&Fが、空き家問題への対応を進めるために資金調達を行いました。2026年1月末に実施されたシリーズAラウンドのファーストクローズに続き、今回は新たに3つの投資家が参加し、総額1.1億円を調達しました。
新たな投資家の参画
今回参加した新しい投資家は、九州オープンイノベーション2号投資事業有限責任組合、SGインキュベート第3号投資事業有限責任組合、HOXIN株式会社の3社です。この結果、シリーズAラウンド全体の調達金額は当初の目標を超えることができ、L&Fの空き家関連事業への期待が感じられます。
空き家問題の背景
近年、空き家を巡る環境は大きく変化しています。所有者の高齢化や相続の増加、さらには管理負担の増大など、さまざまな問題が絡み合い、複雑化しています。これを背景に、空き家の適切な管理や利活用を求める声が高まり、民間のサービスが強く期待されています。
L&Fは、全国257社の加盟店とIT技術を連携させ、空き家所有者の不安や負担を軽減する取り組みを進めています。今回調達した資金は、さらに人材を採用して組織体制を強化し、新サービスやプロダクトの開発に資することで、空き家の再生事業を加速させる計画です。
資金の使途
具体的には、調達した資金は以下の用途に充てられる予定です:
- - 人材採用と育成:フィールドセールスや事業開発、オペレーション部門の人員強化に加え、サービス品質向上のための研修制度も整備します。
- - AI技術の活用:新サービスの開発や既存サービスの改善、業務の効率化など、AIを駆使した取り組みを進めます。
- - 空き家の再生事業:空き家の利活用や再生に関する事業への投資を行い、現在の課題解決に繋げていきます。
投資家の期待
九州オープンイノベーション2号の岸原氏は、L&Fの空き家管理サービスが社会的な課題解決につながると期待を寄せています。また、SGインキュベートの柿田氏は、地域の価値を再生し、持続可能な社会の実現へと結びつく取り組みを評価しています。
HAOXINの福井氏は、空き家問題が中四国地域にも影響を与えることを指摘し、L&Fのサービスがさらなる普及を遂げることに期待を寄せています。
まとめ
L&Fは、「不動産・住宅に関わる全ての人に喜びを」をテーマに掲げ、空き家問題の解決を図る企業です。今後の成長と共に地域に貢献し、安心・安全な社会作りを進めるL&Fの今後の動向に注目です。さらなる投資と人材育成を通じて、空き家の価値を最大限引き出す取り組みが期待されます。