北澤豪と一緒に体験！海ごみ対策の新しい形『PLOGGING MAKUHARI 2025』

北澤豪と共に新しいスタイルの活動

5月24日（土）、千葉市で開催された『PLOGGING MAKUHARI 2025』は、元サッカー日本代表の北澤豪さんをゲストに迎え、ごみ拾いとジョギングを組み合わせた「プロギング」のイベントとして行われました。このイベントは、一般社団法人海と日本プロジェクトin千葉県が、海洋ごみ問題への関心を高めようと行なったもので、62名の参加者が集まりました。

イベントの目的と意義

『PLOGGING MAKUHARI 2025』は、プロギングを通じて地域の海洋ごみ問題に取り組む意識を高めることを目的としており、参加者は実際に街中や海岸でごみを拾いながら、その現状に目を向けることができました。日本財団が推進する「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環として、多くの人に環境について考える機会を提供しました。

開催の様子

イベントは、高円宮記念JFA夢フィールドで行われ、参加者全員でのラジオ体操からスタート。続いて、約3kmおよび2kmの異なるコースを走りながら、道に散らばったごみを集めました。意外にも、見た目にはきれいなエリアでも、植え込みやガードレール周辺には多くのごみが落ちており、普段見過ごされがちな部分に目を向けるきっかけとなりました。

このプロギング体験を通じて、参加者は海ごみ問題の流れを実感し、街から川を経て海へと流れ出てしまう現実を体感したのです。また、集まったごみの量は、燃えるごみが約23.1kg、燃えないごみが約5.9kg、合計で29kg。こうした成果は非常に意義深いものでした。

北澤豪さんのメッセージ

北澤豪さんは初めてのプロギング参加ではありましたが、参加者との交流の中で環境問題への意識を促す有意義な時間を過ごしました。また、イベント後にはビーチサッカー体験も行い、スポーツを通じて環境問題を考える重要性を体感してもらう場を設けました。彼は「ビーチサッカーはきれいな砂の上で行われるべきであり、環境が整ってこそ安全に楽しめる」と参加者に語りかけました。

参加者の声と今後の展望

参加者からは「環境について考える良い機会になった」「手ぶらで参加できるのが便利だった」といった感想が寄せられました。さらに、プロギングを通じてのごみの処理方法や地域のゴミ問題を知ることができた点も評価されました。イベントの最後には、今後の展開として『PLOGGING MAKUHARI 2025 +（プラス）』の開催も発表され、参加者のごみ収集とビーチサッカーを組み合わせた新たな取り組みが始まる予定です。