#赤外線センサ #ハイブリット構造 #温度管理

新開発の超小型赤外線センサモジュールが登場

千葉エリアの技術が進化を遂げ、Meridian Innovationと株式会社アプロリンクが手掛けた第3世代の超小型赤外線センサモジュールがついにリリースされました。これにより、様々な分野での活用が期待されています。

特徴と性能

新しいセンサモジュールは、第2世代の約4倍の解像度を誇り、160x120ピクセル（計19,200ピクセル）という高解像度を実現しています。このセンサは、特許技術を用いたハイブリット構造のサーマルセンサモジュールとして設計され、最大400℃までの幅広い温度範囲をカバー。さらに、最大25fpsというフレームレートでの映像取得が可能です。

また、シャッターレス構造により、様々な用途に適応可能であり、導入の幅が広がります。これに合わせ、Linux、macOS、Windows（WSL）で利用できるPythonライブラリが用意されているため、開発者にとって扱いやすいモジュールとなっています。

モデルの詳細

このモジュールには、以下の2つの型式が存在します。

• - MI1602M5S：

- 解像度：160 x 120
- 視野角 (H x V)：45° x 33°
- サイズ：13 x 13 x 13.6 mm
- 動作電圧：3.3 V

• - MI1602M6C：

- 解像度：160 x 120
- 視野角 (H x V)：88° x 66°
- サイズ：13 x 13 x 16.9 mm
- 動作電圧：3.3 V

どちらのモデルも、波長域は8 - 14um、測定温度範囲は-40℃から400℃、消費電力は78mW以下となっています。

幅広いアプリケーション

新型赤外線センサモジュールは、以下のような多様なアプリケーションに活用されています。

• - 見守りシステム：照明、バス、トイレ、病院などでの利用。
• - セキュリティ：防犯、侵入検知に利用されることで、安全な環境を提供。
• - 人数カウント：イベントや公共施設での利用。
• - 温度管理：冷蔵庫やエアコンなどの運用に役立てられます。
• - 体表面温度測定：人間や動物を対象とした健康管理に利用。
• - 異常温度監視：配電盤や製造ラインでのトラブル回避にも。
• - 熱検知：工場や設備の運営に欠かせない技術です。

このように、様々なシーンでの活用が期待される赤外線センサモジュールの登場により、安全で快適な生活環境を提供する新たな一歩が踏み出されることでしょう。今後の展開にもご注目ください。

注意事項

本記事に記載された内容は、発表日現在の情報に基づいており、予告なしに変更される可能性があります。

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