地元の高校生が挑む!昆陽ファームの未来を切り開くプロジェクト
株式会社東急モールズデベロップメントは、地域の教育機関と連携する新たな試みとして、昆陽ファーム株式会社をサポートする「武蔵小杉チャレンジプログラム」を開始しました。このプロジェクトは、N高グループの生徒を巻き込み、地元の事業者である昆陽ファームの事業拡大と販売促進を目的としています。
プロジェクトの目的と背景
東急モールズデベロップメントは、地域資源の有効活用と次世代を担う人材の育成を目指しています。事業者の支援を通じて、地域経済の活性化を図ることはもちろん、生徒たちにビジネスを体験させることで、実践的なスキルを身につけてもらうことが狙いです。
昆陽ファームは千葉県大網白里市を拠点に、地元で生産されたサツマイモを使用したスイーツを提供していますが、販路拡大が課題となっていました。この課題を解決するため、N高グループの生徒たちがアイデアを提案し、プロモーション活動を行います。
学生の実践的な取り組み
今回のプロジェクトでは、中学生と高校生を対象に全10回の講義が行われ、その中で「まちづくり」や「ビジネスプランの立て方」が学ばれます。さらに、実際にマーケティング戦略を考え、SNSを通じて昆陽ファームの魅力を伝える動画広告の制作にも取り組みます。生徒たちは、映像制作やターゲット設定といった実務経験を積むことが期待されています。
SNS動画広告の制作
N高グループの生徒が作成したSNS動画広告は、2月14日から運用が開始されます。これにより、現代のデジタル社会において効果的なマーケティング手法を学び、生徒たちが自らのアイデアを形にする貴重な機会です。
昆陽ファームの出店とイベント情報
昆陽ファームは、2024年2月18日から27日までの期間、東急電鉄武蔵小杉駅構内の「Canvas βase」に出店します。焼き芋やプリンなど、地元素材を活かした美味しい商品を提供する予定です。営業時間は11:00から22:00です。
出店前には、生徒たちと共に販売促進ツールを考案するなど、昆陽ファームのブランド認知を向上させるための取り組みも行います。これにより、企業と生徒が共に成長することを目指しています。
企画の期待と今後の展望
この取り組みを通じて、参加するN高グループの生徒たちは実践的なビジネススキルを高めることができ、昆陽ファームは新しい販路を開拓することができます。
今後は、地域や学校と連携を続け、他の事業者や若者にもこのプラットフォームを提供し、地域振興につなげていく計画です。
このように、東急モールズデベロップメントは地域との共創を通じて、持続可能なまちづくりを推進し、次の世代へのバトンを繋ぐ活動を続けていきます。