函館の魅力を学生が発信!産学連携プロジェクトの全貌
函館市と北斗市の魅力を学生が掘り起こし、発信する新たなプロジェクトが始まります。このプロジェクトは、地域情報プラットフォーム「まいぷれ」を運営する株式会社フューチャーリンクネットワーク(FLN)と、横山石油株式会社、函館大学による産学連携の取り組みです。若者の流出と少子高齢化が進む函館市において、学生たちが地域の魅力を再発見し、発信することを通じた地域活性化を目指します。
プロジェクトの背景
函館市は1980年頃を境に人口が減少し続け、特に若年層が離れていく傾向が顕著です。この問題を解決するために、横山石油と函館大学は「学生目線で地域の魅力を発見し、発信することで地域愛を育む場を作りたい」との共通の思いからこのプロジェクトを立ち上げることになりました。学生たちによる新しい視点で地域の魅力を再発見し、それを多くの人に伝えることが重要です。
プロジェクトは、函館大学のビジネス企画研究室との連携により進められます。この研究室は、実際のビジネスにつながる取り組みを行うことを目指しており、学生たちが実践的なビジネススキルを習得できる場となっています。
プロジェクトの内容
2026年4月から1年間にわたって、函館大学の学生たちは「まいぷれ函館・北斗」サイト内に特設ページを開設し、地域の魅力や店舗情報、学生のおすすめポイントを発信します。取材先を自分たちで選び、情報を収集して取材を行い、記事を執筆することで、地域の情報を学生自身の言葉で伝える取り組みです。
対象エリアは函館市だけでなく、北斗市や七飯町、森町、鹿部町、木古内町などの道南地域を含んでおり、幅広い視点から地域の魅力を届けることを目指しています。地元のおすすめスポットやグルメ、旅行記など、多岐にわたる内容が展開される予定です。
産学連携の意義
このプロジェクトは、地域企業の価値向上や新たなビジネスの可能性を探るだけでなく、函館大学のブランド力向上や学生のキャリア形成に寄与することを目的としています。地域への愛着を深めることで、学生が地元に定着しやすくなると同時に、地元の魅力も再発見されます。
学生による地域発信は、高齢化が進む地域に活気を与え、新しい世代の視点をもたらす重要な役割を果たすことでしょう。
キックオフの様子
このプロジェクトは2026年4月10日に行われたキックオフイベントで始まりました。横山石油、函館大学、FLNの各代表者が集まり、今後の運営方針について議論を交わしました。地元メディアも取材に訪れ、このプロジェクトへの期待が寄せられています。
横山石油の白尾社長は「学生ならではの視点で地域の魅力を発信し、地域と関わることで実践的な力を身につけてほしい」と語り、関係者全員が地域の未来への思いを新たにしました。
今後のビジョン
2026年の間、学生たちは毎月異なる地域に焦点を当て、地域情報を発信します。57本の新しい記事の公開を目指し、エリアごとの特色を生かした特集内容が展開される予定です。また、活動の集大成として地域の魅力を凝縮した紙媒体の地域マップを制作し、これを各自治体に設置することで、地域住民や観光客が「街を再発見」する機会を提供します。
このプロジェクトは、学生たちの成長だけでなく、函館エリアの新たな魅力を広める鍵となることが期待されています。