柏の葉総合歯科が自動精算機を導入
千葉県柏市にある柏の葉総合歯科が、医療業界向けの自動精算機「テマサック」を導入。その背景や導入によって実現した変革について、現場責任者の事務長である康本氏のインタビューを通じてお伝えします。
受付業務の課題
柏の葉総合歯科では、1日に80名から120名の患者が訪れ、その受付業務の負担が深刻な課題となっていました。会計待ちの時間は7分から10分、日々のレジ締め作業にも20分から30分を要し、時には現金管理によるミスも発生していたと言います。事務長は、「特に混雑時には、金銭の受け渡しや釣銭の確認に神経を使うため、スタッフの負担は相当なものでした」と振り返ります。
自動精算機導入の経緯
そこで、業務の効率化を図るために自動精算機の導入を決断。導入後、待ち時間はたったの1分から3分に減少し、レジ締め作業は5分から10分に短縮。違算がほぼゼロとなるなど、数値的な改善が見られました。
心理的負担の軽減
しかし、数値以上に重要だったのは、スタッフの心理的負担が軽くなった点です。現金の授受や釣銭確認の緊張感が和らぎ、ストレスのかかる業務からの解放は、スタッフにさらなる労働の余裕を持たせました。これにより、患者とのコミュニケーションを大切にすることが可能になりました。
役割変化の重要性
自動精算機によって業務が軽減された結果、受付の役割が変わりました。スタッフは単なる処理担当から、患者様に向き合う「プロ」としての役割を果たせるようになりました。実際、患者に目を合わせ、笑顔で会話する時間が増え、医院全体の雰囲気が良くなっていると感じています。患者からも会計がスムーズになり、待ち時間が短縮されたという称賛の声が寄せられています。
組織運営の安定
思わぬ効果として、組織運営の安定化も挙げられます。会計業務が属人化せず、新人教育の負担が軽減され、受付スタッフの配置やシフト調整が柔軟になりました。簡単な操作性のおかげで、多くのスタッフが会計業務に対応できる環境が整いました。
導入にあたってのメッセージ
最後に、今後自動精算機の導入を考えている医療機関へのメッセージです。「まずは人件費削減ツールとして考えないこと。スタッフが金銭処理から解放されることで、患者様にもっと集中できる環境を築くための設備」と語る康本氏。デメリットも考慮し、適切な選定や、運用フェーズでのサポートの重要性も強調されています。
まとめ
自動精算機は単なる省力化設備ではなく、医院の運営の質を向上させるインフラであることが明らかになりました。特に患者数が多い医院では、その効果は顕著。業務の効率化を図るだけでなく、患者とのコミュニケーションや接遇の質向上にも寄与する、革新的な取り組みの一環と言えるでしょう。医院選びで積極的に取り入れたい新たな設備の一つです。
医療法人社団感・即・動について
柏の葉総合歯科は、幅広い診療科目に対応し、特に予防歯科に力を入れているクリニックです。患者様の健康を考えた治療を提供し、10年後・20年後の健康を見据えた医療を行っています。自動精算機の導入も、その理念の一環として語られます。