千葉の保育園『キートス』、見守りカメラの新装備で安全を強化
千葉県内で保育園「キートスチャイルドケア」と「キートスベビーケア」を運営する株式会社ハイフライヤーズは、子どもたちの安全確保を最優先し、保育の質向上を図ってきました。2021年から導入したクラウド録画型映像プラットフォーム「Safie」を通じて、全保育園10園に149台の見守りカメラを設置。これにより、導入から5年が経過し、2026年5月には新機器にアップグレードしてさらなる鮮明な映像を実現しました。
見守りカメラ導入の背景
この見守りカメラの導入は、園児の安全を守るために多くの意義があります。事故や怪我が発生した際に迅速に状況確認できるだけでなく、虐待等の疑いが生じた場合に職員の保育の適切さを証明する重要な役割を果たします。また、定期的に行う園内研修「インサイトセッション」にも活用し、保育の質を向上させるためのデータを得ることができます。
カメラは全保育室や廊下、階段など、園児が日常的に利用する場所に設置され、プライバシーに配慮しつつも安全確保を実現しています。そして、録画データは最新の暗号化技術によって保護され、外部からの不正アクセスを防ぐ体制が整えられています。
具体的な活用事例
事例1: 保護者との信頼構築
ある日のこと、保護者から子どもの体にアザがあると報告がありました。保護者は、子どもが老師にやられたと示唆していました。 しかし、カメラの映像を確認したところ、園児が他の児童の布団の上で興奮して走り回っており、安全を考慮して職員が抱きかかえて移動する様子が映っていました。このことを映像と共に保護者に報告したところ、保護者は経緯を理解し、「これからもよろしくお願いします」と感謝の声をいただきました。このように、見守りカメラは客観的事実を証明する証拠となり、保護者との信頼関係を深める結果につながりました。
事例2: インサイトセッションによる質の向上
「インサイトセッション」は録画映像を教材として活用し、職員のスキル向上を目指す取り組みです。具体的には、子どもの動線を見直し、衝突や転倒リスクを減少させることが主な目的です。職員同士で視点を共有し、役割分担を見直すことで、保育環境も改善されています。
このような「真の客観視」を通じて、職員は自己の行動や他の職員との関係を新たに認識し、具体的な改善策を導き出します。以降、保育士たちは日々の保育技術を向上させ、職場内のコミュニケーションも活性化しています。
職員と保護者の声
職員や保護者からも、見守りカメラの導入による多くのメリットが報告されています。職員は怪我やトラブルの原因を確認し、保護者への説明もスムーズに行えるようになったと話しています。また保護者からは、子どものトラブルが把握できることで安心感が増したとの声も寄せられています。
統括園長のコメント
統括園長の日向美奈子氏は、カメラ導入の目的が事故や不適切保育の証明であると強調しています。映像に基づいた客観的な視点での振り返りは、感覚や憶測とは異なり、具体的かつ実効性のある改善策を導くことが可能になります。これにより、職員は安心して保育に打ち込むことができ、保護者もお子様を安心して預けられる環境が整っていると述べています。
今後の展望
ハイフライヤーズは今後、専門家や研究機関との連携をさらに強化し、データ活用を進める方針です。得られた情報を元に、社会への貢献を目指し、よりよい保育システムの標準化や安全な社会の実現に寄与していくつもりです。キートスは子どもたちが健やかに育成できる能動的なしくみを作り続けることでしょう。
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