小湊鉄道開業100周年を祝う特別展、地域の魅力も再発見！

小湊鉄道開業100周年記念展「地域とあゆむ小湊鉄道」

2025年3月7日（金）から4月13日（日）まで、市原歴史博物館で小湊鉄道の開業100周年を祝う特別企画展「地域とあゆむ小湊鉄道」が開催されます。この展示では、100年間の小湊鉄道の歩みを多角的に紹介し、地域とのつながりや興味深い資料を通じて、この公共交通機関が果たしてきた役割を振り返ります。

小湊鉄道の歴史

小湊鉄道は千葉県市原市を南北に貫通する重要な交通網で、住民の日々の移動手段として不可欠です。特に高滝湖やチバニアン、養老渓谷の観光スポットと結びつき、地域の観光振興にも寄与しています。1925年3月7日に五井～里見駅間が開業し、今年でちょうど100年を迎えました。この節目を記念した企画展は、鉄道ファンや地域住民はもちろん、子どもたちにも楽しんでもらえる内容となっています。

貴重な展示資料

展示会場では、蒸気機関車のヘッドマークを含む多様な歴史資料が展示されます。その中でも特に注目すべきは、開業時にアメリカ・ボールドウィン社から輸入された2号機関車に付けられていた実物のヘッドマークです。このアイテムは、小湊鉄道の初期の姿を感じさせる貴重な品物で、古写真を通じて、その存在感を再確認することができます。

市原歴史博物館の担当者は、「地域と支え合いながら小湊鉄道の歴史が築かれてきたことを、多くの方々に知っていただければ」と語ります。企画展は地域の活性化や人々のつながりを再確認する絶好の機会です。