流山の音の記憶
2026-06-10 11:33:28

流山の森の記憶を未来へ継承する音のプロジェクトが始動

流山の森と音の記憶を未来へ



千葉県流山市は、都心からほど近く、豊かな自然と子育ての環境が融合した魅力ある街です。この流山の地で、作曲家でサウンドデザイナーの足立美緒氏が新たなプロジェクトを始動しました。その名も『音場(OTOBA)~都心から一番近い森の記憶』。これは、流山の“音の風景”を記録し、次の世代への継承を目指す試みです。

足立は2023年、流山でのフィールドレコーディングを通じて、8日間にわたり30時間以上の音を収集しました。その成果をもとに立体音響インスタレーション作品を展開し、「音を聴くための場」を創りだしました。このプロジェクトは、音楽だけでなく、土地の記憶や文化をも詰め込んだ深い意味を持っています。

森と街が交差する音の風景



流山の音風景は、さまざまな要素から成り立っています。自然の鳥の声や風の音、街の喧騒、そして人々の生活音。これらが組み合わさり、流山独自の音の風景を形作っています。足立はその中に存在する“一期一会の瞬間”を捉えることに注力しました。

2026年には新たに流山を訪れ、さらなるリサーチとフィールドレコーディングを行う予定です。これによって、2023年の作品音源と2026年の新たな録音を融合し、変わりゆく流山の姿を音で記録するという壮大な試みを実施します。

クラウドファンディングによる支援の呼びかけ



本プロジェクトの成功には、アーティスト自身の持続可能な活動を支える資金も不可欠です。そこで、2026年6月10日から8月12日の間、クラウドファンディングを行うことが決定されました。この取り組みでは、アーカイブブックや音源のリリースに必要な資金を募ります。

支援頂いた方には、音源やアーカイブブック、さらには特典として手厚いリターンを用意しています。この機会に足立の新しいアートの取り組みを応援してみてはいかがでしょうか。

立体音響・アーカイブブックの多様性



このアーカイブプロジェクトでは、音源を「8chキューブ(マルチチャンネル)」データと、一般的に利用可能な「HPL(バイノーラル・2ch)」という二つの形式でリリースします。このアプローチによって、より多くの人に流山の音風景を体験してもらうチャンスが広がります。

同時に、60ページ以上に及ぶアーカイブブックも制作され、足立自身が撮影した美しい風景写真と、リサーチ過程のドキュメントが収められます。このアーカイブブックは、音とともに視覚的な体験を提供し、より深い理解を促すものとなるでしょう。

先行体験イベントの告知



さらに、クラウドファンディング期間中には、国内最大級のオーディオとホームシアターの祭典「OTOTEN2026」にて特別なバージョンの音場を先行体験できるイベントが開催されます。音楽と音風景を愛する全ての方にとって、貴重で感動的な体験となることでしょう。

このように、多岐にわたる取り組みを通じて、足立美緒は流山の音の記憶を未来へとつないでいくのです。新たな音楽の在り方を探求する試みに、ぜひ注目していただきたいと思います。


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