保田漁港で学ぶ
2026-07-23 11:33:16

保田漁港での水産・食体験プログラムが小学生に新たな学びを提供

保田漁港での学びのプログラム



千葉県鋸南町に位置する保田漁港で、アクトインディ株式会社と保田漁業協同組合が連携し、初めての小学生向け「水産・食体験プログラム」が実施されました。このプログラムは、近年減少している子どもたちの漁業や海への関心を呼び起こすものであり、実際の現場で学びながら水産業の理解を深める貴重な機会を提供します。

本体験の第一弾では、練馬区立光が丘秋の陽小学校の6年生65名が参加。彼らは、漁港における魚の選別や入札の作業を体験し、また、地域で水揚げされた魚を味わうことで、食がどのようにして私たちのもとに届くのかを学びました。

プログラムの実施内容



この水産・食体験プログラムは、2026年7月3日に保田漁港で開催されました。主な活動内容には、漁業の解説、漁港で働く方々へのインタビュー、魚の選別体験、入札ゲーム、そして地元の新鮮な魚を利用した料理を楽しむことが含まれています。

プログラム当日、子どもたちは元気に保田漁港に集まり、アジやイワシなどの身近な魚だけでなく、ホシザメやアカエイなどの珍しい魚も観察しました。彼らは、自分の目の前にある魚の形や模様に夢中になり、海の生物たちに対する興味を深めていきました。選別体験では、新鮮な魚を種類別に仕分けする作業に挑戦し、正確さと迅速さが求められることを実感しました。特に、漁協の方への質問タイムでは、子どもたちの積極的な姿勢が光り、「保田漁港でよく獲れる魚は何ですか?」や「漁業で一番大変なことは?」といった質問が飛び交いました。

食事体験と感想



体験の後は、漁協直営の食事処「ばんや」にて、新鮮な地魚を用いた料理を楽しみました。提供された料理は、アジやシイラのフライ、タチウオのつみれ汁など、子どもたちにとって新鮮な魚料理が並びました。食事の前には、スタッフによる魚の特徴や調理法に関する説明があり、子どもたちは、漁港で体験した魚がどのようにして料理になるのかを考えながら楽しく食事をしました。実際の魚と車の流れを体験したことで、水産業がどれだけ大切なのかを学び、それを支える人々の役割についても考えさせられました。

参加した小学校の校長、前多紀子氏は「漁港での職業体験から実際の食事まで、一連の流れを通じて学ぶ経験ができることは非常に貴重です。子どもたちが五感を使った体験をすることで、心に深く残る思い出になるでしょう」と語りました。

漁業者の期待



保田漁業協同組合の村井繁夫代表理事は、「漁港は漁業者が魚を獲り、地域の食を支える重要な場です。子どもたちが魚に触れ、楽しみながら学ぶ姿を見ると喜びを感じます。地元の魚の美味しさを身近に感じてもらえる活動を今後も続けていきたいです」と述べました。

未来の展望



本プログラムは、2026年1月までに都内の複数の公立小学校(小学5・6年生)を対象に、全7校で行われる予定です。地域の教育機関と連携しながら、漁港を利用した体験を通じて、子どもたちの学びを深めていくことを目指します。このような取り組みは、地域の活性化と漁業の未来をつなぐ重要な活動となるでしょう。


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