カンボジア支援の実施
2026-01-15 16:43:31

フリースクールの生徒たちがカンボジアの難民支援に挑む

フリースクールの生徒たちがカンボジアの難民支援に挑む



福島県のフリースクール「寺子屋方丈舎」が、カンボジアの難民支援活動において実際に使用される教材を制作。その背景には、特定非営利活動法人なかよし学園プロジェクトが推進する「世界とつながる学びプロジェクト」があります。

2025年9月に開催された「世界とつながる講演会」を起点に、方丈舎の生徒たちが創り出した教材が、12月末にカンボジア王国シェムリアップ州の避難民収容寺院や難民キャンプで教育支援に活用されました。この取り組みは、避難生活を強いられる子供たちに「遊び」と「学び」を届け、心のケアにも繋がる重要な活動です。

言葉以上の価値を届ける


難民キャンプでの状況は厳しく、遊びや学びの機会は極端に限られています。2025年にタイ・カンボジア国境での軍事衝突が再燃し、多くの家族が避難を余儀なくされ、特に子どもたちの心のケアが求められています。こうした背景の中、方丈舎は、探究活動を通じて教育支援を実施。

「遊び」と「学び」の両立を目指した3つのポイントが、具体的な支援を生み出しました。まず一つ目は、簡単に作れて楽しめる「折り紙カエルジャンプ」。これは、カエルの折り紙を指ではじき、飛距離を競うシンプルなゲームで、避難民キャンプでの娯楽不足を補うことを目的としています。現地の子供たちだけでなく、大人たちも参加して、笑顔が生まれました。

ソーシャルビジネスの視点


二つ目は、会津若松産の干し柿を使用した「ドライフルーツ」です。これは、フリースクールの生徒たちが地元の柿を活用し、商品化までのプロセスを学ぶことで、社会課題を解決する力を養う取り組みです。制作した干し柿は現地で配布され、受け取った子どもたちには「2015年産の柿がどのように届けられたのか」というストーリーがついています。これにより、ただの食べ物ではなく、世界とのつながりを感じさせるものとなりました。

誰もが挑戦できる教育環境


三つ目は、全国のフリースクールや特別支援学校を通じた「普遍性」の実現です。なかよし学園のプロジェクトは、地域の教育機関とつながり、さまざまな学びのスタイルを持つ子供たちが挑戦できる環境を創出しています。このモデルは、通常の学校教育の枠を超えたもので、子どもたちが自らの手で教材を創り出し、それを現地で教えるという新たな試みです。

現地の声


難民キャンプでの活動に参加した避難民の一人は、「オモチャも娯楽もない中で、久しぶりに心から笑えた」と語りました。フリースクールの取り組みは、単なる支援ではなく、数多くの人々に温かい時間と体験を提供しました。

未来の可能性を信じて


なかよし学園の代表、中村雄一さんは、フリースクールの強さを「学びの本質を学校の制度の外に見出すこと」と語ります。彼の言葉が示すように、この活動は「評価より対話」「正解より挑戦」を重視し、実社会で通用する価値を生み出しています。難民キャンプに笑い声を持ち帰ることは、無限の可能性を持つ子供たちに、新たな視点を提供するきっかけとなるでしょう。これからも方丈舎は、現地での経験を生徒たちに伝え、未来に向けた新しい道を切り開いていくのです。


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