名古屋市と協定
2026-06-16 18:29:36

名古屋市とキッチンカーによる災害時食事提供協定締結の背景

名古屋市とキッチンカーによる食事提供協定



令和8年2月4日、名古屋市は合同会社prove LiFEと「指定避難所等におけるキッチンカーを活用した食事の提供に関する協定」を締結しました。この協定は、自然災害が発生した際に被災者に温かい食事を迅速に提供することを目指しています。

名古屋市は日本の主要都市の一つであり、災害時には多数の避難者が発生することが想定されています。そのため、避難所における食の確保は、都市防災の中でも重要な課題です。今回の協定により、合同会社prove LiFEが運営する「KITCHENCAR’S JAPAN」に登録しているキッチンカー事業者が、いざという時に避難所へ駆けつける体制が整いました。

この「KITCHENCAR’S JAPAN」は、国内最大級のキッチンカーのポータルサイトであり、約4,000台のキッチンカーが登録されています。災害発生時には、地域の状況に応じて必要な台数のキッチンカーを迅速に手配し、避難者に対して温かい食事を提供することが可能です。

今後は、平時から自治体との協力を強化し、情報共有や訓練を通じて、災害時には迅速に対応できるネットワークを構築します。この取り組みは、合同会社prove LiFEにとって中部地方の自治体との初の協定締結となります。

当日、協定の取り交わしには名古屋市の防災危機管理局長、蛭川賢之氏と、合同会社prove LiFEの代表、山本新一が出席しました。山本代表は今後も、地域特性に応じた防災の仕組み作りに努めていくことを強調しました。

この取り組みの背景には、2019年に千葉県で発生した台風による長期停電の経験があります。この時、合同会社prove LiFEはキッチンカーを利用して被災地へ出向き、炊き出し支援を行いました。この経験が、自宅営業しているキッチンカーを非常時に活用する体制の強化につながりました。

合同会社prove LiFEは、飲食業だけでなく、イベント事業やデジタルとリアルの融合を追求しつつ、「食」を通じた新たな体験の提供を目指しています。今後もこの活動を通じて、全国の自治体との連携をさらに進めていく予定です。

このように、名古屋市と合同会社prove LiFEの協定は、災害時における迅速かつ温かい食事提供の新たなモデルを築く一歩となります。持続可能な防災体制に向け、地域に密着した取り組みが期待されています。


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