ポラスグループがセレブレイトする強靭な住まい
最近、ポラスグループが手がけた二つの住宅プロジェクトが、「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)2025」でそれぞれ優秀賞と優良賞を受賞しました。これにより、地域社会に安心して暮らすための新たな提案がますます注目を集めています。
ジャパン・レジリエンス・アワードとは
この賞は、レジリエンスの社会構築に向けた先進的な取組みを評価・表彰するもので、地域や産業、人づくりに関わる数々の活動を通じて、未来に向けた強靭な社会の実現を目指しています。2014年に創設され、2025年には11回目の開催を迎えます。このコンテストで認められた取り組みは、国づくりの指針ともなるべく注目されています。
受賞プロジェクトの詳細
ビー・グレイス船橋塚田 未来輪区
中央グリーン開発株式会社が提供するこの分譲住宅群は、全39棟が揃い、高台という地理的利点を活かした設計があります。特に防災を意識して設計されており、在宅避難が可能な環境をもたらしています。このプロジェクトでは、物理的な「共有」を重視し、住民同士の交流を促す仕組みを導入しています。
物や場所の「共有」
例えば、地域の既存井戸を利用した共有スペースや、住民が育てるコミュニティファームなどを設けています。坂道を考慮した電動自転車のシェアサイクルを利用することもできます。さらに、非常時に役立つように設計された収納ベンチやかまどベンチを日常生活にも取り入れており、住民間の自然な交流を促進しています。
繋がりを育むワークショップ
この地域では定期的に開催されるワークショップにより、防災意識の向上や住民同士の結びつきを深めるきっかけを提供しています。これにより、住民が主体となって地域の活動を継続的に行えるようなシステムが確立されています。
47家族の森空ライフ
千葉県の柏市にてポラスガーデンヒルズが展開するこのプロジェクトは、全47棟の分譲住宅が緑豊かな高台に位置しています。この開発は、地域コミュニティの形成を重視し、サスティナブルな環境を実現させるための工夫が散りばめられています。
自然と共生する住宅
街全体を「街・庭・家」と捉え、一体的に利用する設計がされています。タープや植栽、透水性インターロッキング舗装といった素材が効果的に使われ、災害時でも無理なく対応できるデザインがなされています。これにより、住む人々が日常の中で自然体に防災対策を学んでいく仕組みが作られています。
身近な防災アイテムの活用
日射遮蔽効果のあるタープが待機所の屋根として機能し、エディブルガーデンによって家庭菜園が作られ、非常食の確保にも寄与しています。また、公園にはかまどベンチが設置されており、待機所としての役割も果たしています。こうした取り組みを通じて、住民は楽しみながら防災意識を高めていくことができるのです。
まとめ
ポラスグループが展開するこれらのプロジェクトは、地域社会や住民同士のつながりを重視しながら、安全で安心して暮らせる住まいの実現を目指しています。強靭化大賞の受賞はその取り組みの証であり、今後もさらなる発展が期待されます。住民と共に築く新しい住環境の未来に、ぜひ注目してみてはいかがでしょうか。