平和教育の実践
2026-06-03 11:42:48

日本の平和教育をネパールで体験!なかよし学園の取り組み

日本の平和教育を国外で


特定非営利活動法人なかよし学園プロジェクトは、最近ネパール・ルンビニ州で平和教育をテーマにした授業を実施しました。この取り組みは、日本の戦後80年の歩みと教育機関のモデルを紹介することを目的としており、現地の子どもたちにその重要性を伝える場となりました。

日本の戦後の復興と平和への取り組み

6月の初めに行われた授業では、現地の6つの学校で模範授業が展開されました。ここでは、戦後の日本がどのように焼け野原から復興し、教育や科学の力を通じて成長を遂げてきたのかを、子どもたちにわかりやすく紹介しました。また、豊かになった日本がどのように「誰かを助ける」行動を通じて世界平和に貢献しているのかを伝えました。

授業において使用された絵本『はじめてのヒロシマ』では、日本の戦争の歴史とその後の復興について深く掘り下げ、参加した児童生徒が翻訳に関わった重要な教材として機能しました。この絵本を通じて生徒たちは、戦争の悲惨さだけでなく、その後の教育の力による復興の道のりを学びました。

実践的な学びを通じて

授業内容には、子どもたちが参加するアクティブな体験が多く含まれていました。例えば、遊び心満載のお手玉YOYOを使い、物理の原理を学ぶ場面があったり、ブラックライトペンを用いて光の性質を探求する時間が設けられました。これらの活動を通じて、身近なものから学びを得ることや探求心の大切さを教えました。

また、授業の中で「We can see. Why? We need light. Nepal needs light. Teachers are light. Students are light.」というメッセージが掲げられ、教育こそが子どもたちを未来の光にするものであることが強調されました。

環境問題から平和教育へ

同授業では、長崎県対馬市の海洋プラスチック問題と、それに対するリサイクル素材のフライングディスクを使用して、環境教育と平和教育の関連性についても学びました。実際にフライングディスクに触れた子どもたちは、遊びながらゴミが資源として再利用できることを学び、環境問題が国境を越える共通の課題であることを知りました。

広島特別支援学校の平和ポスターがつなぐ思い

授業では、広島市立広島特別支援学校の生徒が制作した平和ポスターがネパールに贈られました。このポスターはただのアート作品ではなく、日本の子どもたちが平和にどれほど意識を向けているのかを伝える重要なメッセージとされました。

ネパールの子どもたちはこのポスターを通じて、文化や言語の違いを超えて日本からの思いを受け取ることができ、平和への願いが共有される瞬間となりました。

終わりを見据えた継続的な取り組み

なかよし学園は、今回の取り組みを踏まえ、参加した日本国内の学校へフィードバックをしていく予定です。子どもたちが自らの学びを実感し、平和教育や環境教育、探求教育の重要性を再確認する機会を提供していくことを目指しています。さらに、今後も国内外での活動を通じて、子どもたちのシビックプライドを育む教育を展開していくとしています。

今回、ネパールでの授業を通じてなかよし学園は、平和教育が単なる教育の一環ではなく、子どもたちの未来と世界とのつながりを築くための重要なステップであると再確認しました。日本の子どもたちが学び、自分たちの手で未来を切り拓く姿を子どもたちに伝えたかったという思いは、未来の平和づくりに繋がることでしょう。


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