ブックオフとスタックストーが新たなサステナブル商品を発表
廃棄されるCDやDVDを再利用し、リサイクルプラスチックで新商品を誕生させる取り組みが進んでいます。ブックオフグループホールディングス株式会社とその関連企業、スタックストー株式会社が共同で開発した「サステナブルバケット」は、エコロジーとスタイルを兼ね備えた収納雑貨の新しい選択肢です。
廃棄物の循環と再利用の重要性
日本では、年間約1,700トンのCDやDVDが処分されています。そのほとんどが不要になったものであり、リサイクルされることなく廃棄されてしまう状況です。ブックオフは、こうした不要物を買取し、リサイクルへとつなげる取り組みを行っています。具体的には、買取で得られたCD・DVDを分別し、再生プラスチック資材「CDプラ」として製造。この「CDプラ」を使用することで、廃棄物を資源として再利用する循環型社会の実現を目指しています。
サステナブルバケットの特徴と魅力
「サステナブルバケット」は、再生ポリプロピレン100%でできており、製造過程でのCO2排出量を82.6%抑制する効果があります。プラスチック製品として使用される「CDプラ」は、その由来が明確で高純度な点が特長です。これにより、製品としての品質も確保されています。
さらに、このバケットはフランス生まれのデザインが取り入れられており、明るい色合いと可愛らしいフォルムが特徴。クッキリ片づけずとも、ガサッと収納でき、日常の中で使い勝手の良さを感じさせます。また、軽量で持ち運びも楽、屋内外での使用にも非常に便利です。
販売の展開と今後のビジョン
「サステナブルバケット」は、一部のBOOKOFF店舗での販売が開始されました。具体的には、ビビット南船橋店を含む、全国の5店舗で購入することができます。この製品を皮切りに、今後もたくさんのデザイン商品が展開される予定です。
ブックオフは、さらなるコラボレーションを通じて、サステナブルなライフスタイルを提案し続ける意向です。その中で、生活を豊かに彩る製品の開発に力を入れていく考えです。
リユースの日と循環型社会の重要性
また、8月8日は「リユースの日」として定められています。この日はリユースの重要性を認識し、循環型社会の実現を目指す日とされています。本取り組みは単なる商品開発にとどまらず、消費社会全体の仕組みを見直す大切な試みでもあります。
ブックオフは、今後もリユース商品の普及やリサイクルの深化を進め、持続可能な社会の実現に向けて繋げていくことでしょう。これらの活動が未来の環境に対する貢献に繋がることを願います。