鶏を健康にする飼料
2025-09-16 09:41:56

梅の力で鶏の健康を支える新しい飼料『トリグーン』が登場

鶏の育成に革命をもたらす『トリグーン』



近年、健康志向の高まりにより、鶏肉とその卵の需要が急激に増加しています。そんな中、和歌山県日高郡に本社を置く株式会社紀州ほそ川飼料が開発した『トリグーン』という飼料が注目されています。この製品は梅の成分を原料にしており、強力な抗酸化力をもたらすことで鶏の健康をサポートします。2025年10月1日から幕張メッセで開催される日本最大規模の展示会「農業WEEK」で、その魅力が披露されることになっています。

梅の力を活用した飼料の特長



『トリグーン』は、梅由来の有機酸や有効成分を独自に加工した機能性エキスです。和歌山工業高等専門学校での研究によれば、この飼料にはアスタキサンチンと同等の抗酸化作用が確認されています。従来のアスタキサンチン飼料よりも約100倍高い抗酸化物質を含んでおり、鶏にとって非常に有益な栄養源とされています。

鶏に与える具体的なメリット



『トリグーン』には以下のような効果が期待されています:

ブロイラーへの効果


1. 保水性向上・ドリップ低減:鶏肉の鮮度が向上し、無駄な水分が減少。
2. 臭み成分の発生量の半減:より美味しく食べやすくなります。
3. 脂の酸化抑制:鶏肉の風味を長く保つことが可能に。
4. 官能評価で味・香り向上の確認:消費者からの評価も高まるでしょう。

採卵鶏への効果


1. 産卵率向上:安定して卵を生産できるようになります。
2. 卵質向上:卵白のボリュームや質が改善され、消費者満足度も向上。
3. 栄養価向上:葉酸などの良質な栄養素が卵に多く含まれるように。
4. 卵重・産卵日量の改善:より大きな卵を、より安定した頻度で生産可能に。

これらの効果が立証されており、実際に鶏を飼育している農家にとっては非常に魅力的な選択肢となっているのです。

使用方法とコスト



『トリグーン』の使用は簡単です。飼料1トンあたり1.0kg(0.1%)を加え均一に攪拌して給餌します。ブロイラーには21日齢から、採卵鶏には70日齢から使用が推奨されています。内容量は20kgで、価格は100,000円(税抜)です。使用期限は3年と長期間保存可能で、冷暗所での保管が推奨されています。

無料で効果を試せるチャンス



『トリグーン』の全国展開に向けて、効果を無料で検証するプログラムも実施しています。養鶏農家に約10万円相当の製品を無償提供し、効果の比較データを元に検証レポートを作成。これは業界にとって貴重な機会となっています。展示会場での申込みも可能です。

大規模な展示会での紹介



2025年10月1日から開催される「農業WEEK」では、日本国内外から様々な農業関連企業が集まります。新しい技術や製品との出会いが期待できるこのイベントで、紀州ほそ川飼料のブース(38-31)にぜひ足を運んでみてください。事前登録が必要ですが、来場することで直接『トリグーン』の詳細を聞くことができる貴重な機会です。

企業情報



株式会社紀州ほそ川飼料は、普段の業務を通じて「生産することが人の役に立つ」という信念を貫き、養鶏や畜産業に寄与する製品を提供しています。100年の歴史を持ち、地域社会での信頼も厚い企業です。興味がある方はぜひ公式サイトを訪れてみてください。

コーポレートサイト: 紀州ほそ川

この新しい飼料が養鶏業界にどのような変化をもたらすのか、今から楽しみですね!


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