「サステナブランシェ本行徳」での防災フェア
2025年8月23日、千葉県市川市の「サステナブランシェ本行徳」では、居住者や地域住民を対象にした防災フェアが行われました。このイベントには307人が参加し、防災意識を高める各プログラムが提供されました。
メタバースを活用した新しい防災訓練
本イベントでは、特許出願中の「バーチャル防災訓練」が行われ、参加者はメタバース上で仮想の防災シナリオを体験しました。具体的には、火災発生時の消火活動や、地震発生時のマンションからの避難を想定したシナリオが用意されていました。利用者は自宅にいる感覚で訓練に参加でき、物理的な参加に抵抗があった住民も気軽に防災を学ぶことができる仕組みです。
高度な防災技術の紹介
当日は、純水素燃料電池の停電時利用や排水管逆流防止システムについても紹介されました。純水素燃料電池は、災害時においてもCO2を排出せずに発電が可能で、参加者は電源供給の仕組みを体験しました。また、排水管逆流防止システムについては、ゲリラ豪雨に備えるための重要な技術として展示され、住戸のインターフォンを通じて通知を受け取る仕組みが説明されました。
消防訓練も併催
市川市消防局の協力のもと、徳願寺の敷地内では消防訓練も実施されました。起震車を用いて阪神淡路大震災の揺れを体験し、消火器の使い方や煙からの避難方法を学ぶ大変貴重な機会となりました。なお、子どもたちが消防服を着て記念撮影するなど、親子連れも楽しめる内容となっていました。
地域の防災拠点としての役割
「サステナブランシェ本行徳」は地域の防災拠点としての役割も果たします。長谷工コーポレーションは、マンションの防災・減災への取り組みを進めており、入居者と地域住民が安心して暮らせる住環境の整備に注力しています。
参加者の感想
参加者からは「バーチャル体験を通じて避難ハッチの場所を把握できた」「起震車で地震の怖さを感じられた」との声が寄せられ、イベントの意義を実感している様子が伺えました。参加者は今後も同様のイベントが行われることを期待しています。
まとめ
今後も「サステナブランシェ本行徳」では、防災に関するさまざまな取り組みを進めるとともに、地域の安全を重視したサステナブルなマンションづくりを目指して行きます。地域住民の皆さんも共に防災を学び、自然災害に備える意識を高める機会を提供し続けることが重要です。