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市原歴史博物館企画展「戦時下のいちはら」のご案内

千葉県市原市にある市原歴史博物館では、「戦時下のいちはら」という特別企画展が開催中です。この企画展は、戦後80年の節目にあたる今年、特に重要な意味を持つものとなっています。戦争を直接経験した世代が徐々に減少する中、戦争の記憶や体験を後世に伝えるための貴重な機会を提供しています。

展示内容について

本企画展では、市内に残された貴重な資料や記録をもとに、戦時中の市原の様子を紹介しています。以下の三つのテーマで構成されています。

1. いちはらから戦地へ

このコーナーでは、戦時中の市民の生活や市原市出身の戦没者についての情報が展示されています。日の丸寄書きや千人針、軍事郵便といった資料からは、戦争に対する人々の思いや葛藤を感じ取ることができます。また、市原市戦没者名簿の分析を通じて、戦争がもたらした影響や年齢層にまつわる様相も浮き彫りになります。

2. 学童疎開の記憶

このセクションでは、戦争の影響を受けた子どもたちの学童疎開についての記録が紹介されています。現在の墨田区にあたる地域からの疎開児童の経験やその後の生活について、貴重な証言や資料を通じて振り返ります。

3. 戦時下のくらし

戦争が人々の日常生活にどのような影響を及ぼしていたのかを知ることができるコーナーです。昭和20年の東海村役場日誌や、B29墜落の記録などを通じて、当時の生活の変化を深く理解することができます。

特別イベントの開催

また、本企画展では関連するイベントとして、特別展示解説会が行われます。この解説会では、展示内容を担当した学芸員が直接、見どころや資料について解説してくれる貴重な機会です。以下の日時で開催されます。

• - 開催日時: 8月17日（日曜日）11:45～12:15, 14:45～15:15
• - 定員: 各回30名程度
• - 参加費: 無料（高校生以上は観覧券が必要）
• - 申込: 開始時間までに博物館エントランスに集合

さらに、毎週土曜日には、博物館職員やミュージアムサポーターによるミニ展示解説会も開催されます。これにより、観覧者が自身の疑問を解消し、より深く展示を楽しむテーマを見つけることができます。

• - 開催日時: 会期中の毎週土曜日 11:30～12:00
• - 定員: 各回30名程度
• - 参加費: 無料（高校生以上は観覧券が必要）
• - 申込: 開始時間までに博物館エントランスに集合

企画展の詳細情報

• - 会期: 8月24日（日曜日）まで
• - 休館日: 毎週月曜日（祝日の場合は翌平日）
• - 会場: 市原歴史博物館（千葉県市原市能満1489）
• - 観覧料: 一般300円、高校生200円、中学生以下無料（20名以上の団体は各100円引）

この展示を通じて、戦争の時代に生きた人々の思いを次世代に伝えることができるかもしれません。皆様もぜひ足を運び、貴重な歴史を体感してみてください。詳細は公式ウェブサイトでもご確認いただけます。

公式ウェブサイトはこちら

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