プロティアン・キャリア協会5周年記念イベントレポート
一般社団法人プロティアン・キャリア協会は、2025年3月29日(土)に設立5周年を祝う記念イベント「人的資本経営2025マニフェスト」を開催しました。会場の京橋エドグランには、200名を超える参加者が集まり、オンライン参加者を含めた盛況な内容となりました。このイベントは、心理的成功を目指したキャリア成長の推進をテーマにしており、業界のトップリーダーたちによる豊富な知見が語られました。
イベントの概要と目的
プロティアン・キャリア協会は、個々のキャリア開発と組織との関係構築を支援し、「心理的成功を共有する社会の実現」を目指しています。この理念のもとに行われた記念イベントでは、特に人的資本経営に焦点を当て、様々な専門家を招いてその意義と課題についてディスカッションが行われました。
第一部:開会の挨拶と活動報告
イベントの冒頭では、代表理事である有山徹氏が挨拶を行い、協会のこれまでの活動を振り返りました。続いて、プロティアン・キャリアに関する各種ワークショップやラボ活動が紹介されました。特に「共創」と「挑戦」をキーワードにした認定ファシリテーターたちによるパネルディスカッションでは、個人の自律的なキャリア発展の重要性が強調され、参加者たちからは多くの共感が寄せられました。
第二部:豪華登壇者によるトークセッション
日本の人的資本経営とグローバルとの比較
最初のセッションでは、髙倉千春氏と中澤佳子氏が登場し、グローバルな観点から日本の人的資本経営の現状を論じました。異なる企業文化におけるキャリア自律の在り方や、制度設計の重要性についての熱い議論が展開されました。
テクノロジーの活用によるキャリア開発
続いて、永島寛之氏と成瀬岳人氏によるセッションでは、テクノロジーを駆使したキャリア開発の可能性が議論されました。データに基づく対話やキャリア診断ツールなど、具体的な実践例が共有され、参加者たちもテクノロジーの利点を肌で感じる時間となりました。
特別鼎談:人的資本経営マニフェスト2025
伊藤邦雄氏、村澤典知氏、田中研之輔氏による鼎談では、短期成果と長期企業価値の両立、そして人的資本投資の重要性が話題に上りました。特に、経営層と現場との意識のギャップを埋めるための施策について深く掘り下げ、対話の大切さが再確認されました。
第三部:表彰式と懇親会
イベントの締めくくりとして、顕著な活動が評価されるアワードが授与され、受賞者が祝福されました。その後の懇親会は、参加者同士のネットワーキングの場となり、新たなつながりが生まれる貴重な機会となりました。
今後の展開
プロティアン・キャリア協会は次回の基礎講座・検定を2025年4月19日に予定しており、参加者にさらなる知識とスキルを提供する準備を進めています。多様なバックグラウンドを持つ社会人に向け、キャリアの自律と発展の支援に引き続き努めてまいります。
詳細な活動報告や次回イベントに関する情報は、協会の公式ウェブサイトで随時更新される予定です。