第1回「LOVE FAMILY CHARITY CUP」：ゴルフを通じた希望の輪づくり

第1回「LOVE FAMILY CHARITY CUP」開催レポート

2025年12月18日に、千葉県成田市にて第1回「LOVE FAMILY CHARITY CUP ―HOPE IN ONE―」が開催されました。このイベントは、難病と向き合う子どもたちとその家族を支援するためのチャリティーゴルフ大会であり、公益社団法人「難病の子どもとその家族へ夢を」が主催しました。

イベントの概要

この大会には、女子プロゴルファー14名とアマチュアの参加者42名を含む計56名が参加し、和やかな雰囲気の中でゴルフを楽しみました。大会の収益は、当日行われたオークションを通じて174万円という額が集まり、参加者の温かい支援が示されました。

倫理と理念：HOPE IN ONE

「HOPE IN ONE」という大会名には、二つの大切な意味が込められています。一つは、一打一打に想いを込めることで小さな行動が希望に繋がるということ。もう一つは、多様な人々がゴルフを通じて一つにまとまることによって共に希望を生み出す、というメッセージです。

この大会は、単なるスポーツイベントではなく、参加者が「家族とは何か」「生きるとは何か」を考える貴重な機会を提供する場になっていました。

開会式の様子

当日は、青空に恵まれた中で開会式が行われ、主催者の大住力が挨拶をしました。彼は、参加者や協賛企業、女子プロゴルファーなど、関わるすべての人々への感謝の言葉を表し、共にゴルフを楽しむ重要性について語りました。

ラウンドと交流

競技はスクランブル方式で実施され、女子プロゴルファー1名とアマチュア参加者3名がチームを組んでプレーしました。この形式はプロとアマチュアの距離を縮め、何気ない会話や交流を生む環境を作り出しました。

特に、14番ホールでの横峯さくらプロによるニアピンチャレンジは、大会のハイライトとなり、参加者にとってプロとの対戦を楽しむ貴重な時間となりました。

アンバサダーの思い

大会アンバサダーである横峯さくらプロは、母としての視点から参加者にメッセージを送りました。彼女は、自分が成り立つのは周囲の支えがあってこそであり、家族の絆の重要性を再認識する機会の価値を強調しました。同時に、チャリティーを通じて多くの人々がつながる希望を見出しました。

表彰式と交流会

ラウンド終了後には、参加者同士の交流が深まるパーティーが開催され、表彰式も行われました。成績発表やニアピン賞の受賞に熱い拍手が送られ、特に優勝チームにはマスターズの象徴である「グリーンジャケット」が授与されました。皆が一つに集まるこの瞬間も、イベントの重要な一部となりました。

収益と今後の活用

集まった寄付は、難病と闘う子どもたちやその家族に対する支援活動に活用されます。これには、旅行支援プログラムや小児訪問看護ステーションの運営が含まれ、貴重な寄付金が具体的な形で役立つことを目指しています。

参加者の声

参加者の一人は、「こうしたチャリティーイベントを通じて、社会の課題に触れ、何か自分にできることがあると感じる有意義な時間だった」とコメントしています。この声は、単なるゴルフ大会以上の価値がこのイベントにあったことを証明しています。

継続的な取り組み

第1回「LOVE FAMILY CHARITY CUP」は、難病家族支援の活動を広げる新たなスタートを切りました。次回以降もこの大会が開催され、家族や社会とのつながりを深める場として、希望の輪が広がることを期待しています。本イベントは、ゴルフを通じて人と人がつながり、未来に向けた支援のかたちを打ち出す取り組みとして、今後も想いを重ねていく所存です。