ナイスとリエネの再生可能エネルギー供給スキームの導入について
2023年、ナイス株式会社(以下ナイス)と株式会社リエネ(以下リエネ)は、特定卸制度(FIT特定卸制度)を活用した再生可能エネルギー供給スキームを導入することを合意しました。この新たな取り組みは、2026年7月から開始される予定です。
再エネ供給スキームの背景
再生可能エネルギーが注目されている中、ナイスは千葉県木更津市に位置する「木更津物流センター太陽光発電所」で生成された再エネ電気を、リエネが提供する「リエネでんき」を通じて自社の本社ビル等に供給します。この仕組みは、物理的な距離のある発電所からの電力を自社内で効率的に利用し、エネルギーのグループ内循環を促進します。
このスキームの導入により、ナイスは「実質的な自家消費モデル」を構築することが可能になり、エネルギーの使用効率を向上させることが期待されます。これによって、環境負荷を低減し、持続可能な事業運営の実現への一歩を踏み出すことになります。
ナイス株式会社の目標
ナイスは、再生可能エネルギーの利用を推進し、温室効果ガス排出量の削減に積極的に取り組んでいます。ナイスグループは、住宅や建築物の木造化を進める一方で、省エネやゼロエネに寄与する商品やサービスの提供を通じ、気候変動への対策に貢献しています。また、社有林「ナイスの森®」がCO2を吸収し、カーボンニュートラルの達成を目指しています。2024年3月期には連続でカーボンニュートラルを実現し、2030年までに温室効果ガス排出量を50%削減するという目標を掲げています。
株式会社リエネの役割
リエネは、2021年の設立以来、再生可能エネルギー事業の拡大に向けた取り組みを行っています。2022年に小売電気事業者としての登録を受け、2024年には特定卸供給事業者としての登録も受けました。リエネでんきでは、法人向けの電力供給サービスを提供しており、再エネプランからコスト重視のスタンダードプランまで、顧客のニーズに応じた提案を行っています。
まとめ
ナイスとリエネが共同で展開する再生可能エネルギー供給スキームは、エネルギーの利用効率向上と環境負荷の低減を両立させる新たなモデルとなるでしょう。今後の展開に期待が寄せられます。持続可能な社会の実現に向けた一歩を踏み出すこの取り組みは、他の企業や団体にとっても良い刺激となることでしょう。