ヒュンメルとジェフユナイテッドの共同プロジェクトが実現!
2024シーズンに向け、デンマークのスポーツブランドヒュンメルと、サッカークラブのジェフユナイテッド市原・千葉が共同で市原市に寄附金を贈呈する運びとなりました。寄附金は、地磁気逆転地層「チバニアン」の見学環境を整備するために使用される予定で、地域の魅力をさらに引き出す取り組みです。
「チバニアン」とは?
「チバニアン」は、約77万4千年前から12万9千年前の地層を指し、地磁気逆転の歴史が記録されています。この地層は県内外からの観光客を魅了する貴重な場所です。地質年代の境界を示す「ゴールデンスパイク」プレートも設置されています。ジェフユナイテッドはこの貴重な資源をモチーフにした限定ユニフォームを制作し、ファンの心をつかむことで地域貢献を目指しています。
寄附金の贈呈式
寄附金の目録贈呈式は、2025年1月30日(木)の14時から市原市役所の1Fロビーで行われます。この贈呈式は、ヒュンメルとジェフユナイテッドのビジョンである「地域と共に成長する」という考えが形になった瞬間です。
限定ユニフォームとTシャツの販売
2024シーズンの限定ユニフォームは、チバニアンをデザインモチーフにしており、ビジュアルに加え、地域の歴史や文化に触れる機会ともなります。さらに、同デザインを使用したチバニアンTシャツも販売され、売上の一部が市原市に寄附される仕組みです。これにより、地域の教育プログラムや見学ツアーなどの環境整備に寄与します。
SDGsの取り組みとして
このプロジェクトは、社会連携活動やSDGs(持続可能な開発目標)に向けた取り組みの一環でもあります。2023年9月に発生した記録的な大雨で被害を受けたチバニアンの環境整備に対しても、寄附金は活用される予定です。地域社会に貢献しながら、スポーツを通じてつながりを深めることで、ファンや地域住民と共に新しい価値を創造します。
ジェフユナイテッド市原・千葉とは
ジェフユナイテッド市原・千葉は、J2リーグに所属するサッカークラブで、豊かな歴史を持っています。1946年に創部されたこのクラブは、Jリーグのオリジナル10のひとつで、地域密着型のクラブとして知られています。チームの理念は「フットボールの力で心をつなぎ、セカイに彩りを」し、地域と共に成長することを目指しています。
ヒュンメルのブランドストーリー
ヒュンメルは1923年に設立されたデンマークのスポーツブランドで、スタッド付きスパイクの開発に成功。現在も「Change the World Through Sport.」をビジョンに掲げ、新たなチャレンジを続けています。スポーツを通じての地域貢献という観点からも、ジェフユナイテッドとのコラボレーションはとても意義深いものです。
このように、ヒュンメルとジェフユナイテッド市原・千葉の取り組みは、地域への愛情とスポーツの力を融合させ、未来へつながる選択肢を提供しています。地域の文化や歴史を守りながら、新しい価値を生み出していく姿勢に、私たちも注目していきたいですね。