岡山大学のASEANプログラム
2025-12-31 13:07:26

持続可能な社会を目指す!岡山大学のJapan-ASEANオンラインプログラムの成果

岡山大学のJapan-ASEAN Online Programが持続可能性を深める



国立大学法人岡山大学が主催し、新潟大学の協力を受けて開催された「Japan-ASEAN Online Program toward SDGs 2025」が、2025年12月8日から11日の4日間にわたり行われました。このプログラムは、ASEAN大学ネットワーク(AUN)の加盟大学と国立六大学(千葉大学、新潟大学、金沢大学、岡山大学、長崎大学、熊本大学)の学生が共に学ぶ貴重な機会でした。

参加したのは、37名の学生。26人がAUNから、残りの11人が国立六大学からの学生です。興味深いのは、478件もの参加申し込みがあったという点で、テーマへの関心の高さが伺えます。プログラムの核心である「持続可能性に関する課題のネクサス分析」は、SDGs(持続可能な開発目標)を学ぶための包括的なアプローチとして位置づけられました。

開講式とグループワーク



開講式では、AUNのThanapan Laiprakobsup事務局長が参加学生に向けてメッセージを伝え、岡山大学の鈴木孝義副学長も学生たちを激励しました。プログラムでは、豊田光世教授がグループワークの導入について講義を行い、学生たちは異なる文化背景を理解しながら、フードロスの削減、プラスチック問題、水資源確保、災害レジリエンス対策、そしてスマート環境モニタリングシステムの構築といった具体的な課題に対する解決策を考えました。

岡山大学からは、稲森岳央准教授とハルミルザエヴァ・サイダ准教授がサポート教員として参加し、グループワークを積極的に支援しました。

プレゼンテーションと意見交換



最終日のプレゼンテーションでは、各グループが提案したアクションプランを発表し、多様な解決策が共有されました。閉講式では、新潟大学の坪井望副学長が、参加学生の積極的な議論と創造的な提案を称え、持続可能で包摂的な社会の実現に向けた挑戦を続けるよう励ましました。

国際的な学びと交流



このプログラムは、国立六大学とAUNの連携強化に寄与するとともに、グローバル社会に向けた教育と学術研究を深化させる意義を持っています。岡山大学農学部に在籍する官澤明日香さんは、プログラム参加の理由として「nexus analysisについて学びたいと思ったから」と語り、様々な国からの視点を共有したことが新たな刺激になったと振り返りました。

彼女はまた、ディスカッションを通じて仲間とともに課題を考える貴重な経験や、アニメの名セリフを詠むアイスブレイキングが楽しかったと話しています。このような国際交流が、今後も継続されていくことが期待されます。

まとめ



国立六大学連携コンソーシアムは、教育や研究のさらなる発展を目指して、さまざまなプログラムを提供しています。今回のプログラムを通じて、若い世代が持続可能な社会をともに築いていく重要性を改めて認識させられました。岡山大学には、引き続き地域社会と地球の未来に向けた積極的な取組を期待したいと思います。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

関連リンク

サードペディア百科事典: 岡山大学 SDGs ASEAネットワーク

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。