スシロー未来型万博店で未来の漁業を体験しよう！新提案のサステナブル寿司

スシロー未来型万博店で未来の漁業を体験しよう！

2025年に開催される大阪・関西万博。その一環として登場した「スシロー未来型万博店」は、ただの寿司屋ではありません。この店舗では、地球環境に対する意識を高めることを目的とした新しいスタイルの寿司体験が提供されています。この特別な場所では、持続可能な水産資源について楽しみながら学べる機会が得られます。

サステナブルな水産資源への取り組み

スシローは、海水温の上昇といった気候変動に対応するために、養殖された水産物を使用することに力を入れています。新たに発売される「『あしたのサカナ』シリーズ」では、陸上養殖や温暖化に適応できる水産物をメインに使用しています。この取り組みは、単においしい寿司を提供するだけでなく、持続可能な漁業を目指した新しいスタイルを提案しています。

今回の新商品の紹介

「『あしたのサカナ』シリーズ」には、3つの新しい寿司が加わります。

- 陸上育ちの竹富島クルマエビ：八重山諸島、竹富島の厳選された海水を用いて、低密度飼育で育てたクルマエビです。その甘みと弾力は、他では味わえない上品さです。
- 愛南育ちのセンネンダイ：名前の由来となる「千年に一度しか出会えない」と言われる貴重な魚。回転寿司で味わえること自体が珍しい、白身ならではの上品な旨みを楽しめます。
- 美ら海育ちの漬けヤンバルスギ：沖縄の温暖な海で育った魚で、脂のりとさっぱり感に富んだ美味しさが特徴です。

これらの新商品は、すべて養殖されたものであり、天然資源への依存度を減らすことを目的としています。スシローは先進的な養殖技術を導入し、環境に配慮した持続可能な方法で水産物を生産しています。

コンセプトと未来へのビジョン

スシロー未来型万博店のコンセプトは「まわるすしは、つづくすしへ。ーすし屋の未来２０５０ー」。F&LCが注力するこのプロジェクトは、自然環境の変化に対応した新しい養殖技術を通じて、水産資源の持続可能性を高めることを目指しています。お寿司を楽しむだけでなく、その背景にある技術や考え方にも触れることができるのです。