さかなドリーム、勝山漁協との連携協定締結
千葉県館山市に拠点を置く株式会社さかなドリームが、鋸南町勝山漁業協同組合との間で新しい養殖魚の生産に向けた連携協定を結びました。この協定は、「世界一旨い魚を創り、届ける」という企業の理念のもと、新規養殖魚の生産体制を強化し、国内外市場での販売拡大を目指すものです。
新しい養殖モデルの創造
さかなドリームは、東京海洋大学において認定を受けたベンチャー企業であり、館山市を拠点に「夢あじ」などの新規養殖魚の研究開発を行ってきました。これまで南房総市の岩井富浦漁業協同組合と連携し、新しい養殖モデルを確立してきましたが、鋸南町勝山漁協との協力により、その体制をさらに強化することに繋がります。
今回は、勝山沖が主要な生産地の一つとして設定され、安定した生産と供給を実現するための具体的な活動を進めていく計画です。例えば、疫病や異常気象に強い養殖環境を整えるため、適切な水温管理や餌の選定を行います。
鋸南町の地理的優位性
勝山漁協が位置する勝山沖は、1970年代からマダイやハマチ、シマアジなどの養殖を行ってきた歴史ある漁場です。この地域の特性として、浮島による強風の遮断や、速い潮流が挙げられます。これにより魚は運動不足にならず、健康で美味しい魚を育てるのに適した環境が整っているのです。
さらに、千葉県南部には豊洲市場や成田国際空港へのアクセスが良好で、流通面でも非常に有利です。これが、さかなドリームが養殖と流通の一体的な運営を行う上で大きな強みとなります。
将来の展望
さかなドリームは2026年の夏を目標に、館山市内に東日本最大規模の種苗生産施設を開設する計画も進めています。この施設によって、養殖事業の研究開発から種苗生産、さらには海面養殖までを一貫して行える体制が整う見込みです。
採用情報と新しい仲間の募集
「世界一旨い魚を創り、届ける」という理念の実現を目指し、新たな仲間を求めています。興味を抱く方は、ぜひカジュアル面談に応募してみてください。詳細な情報は公式サイトで確認できます。
会社情報
さかなドリームは、安心・安全な食の提供のみならず、地域経済の振興や持続可能な漁業の実現にも力を入れています。これからも新しい魚を育てていくため、精力的に活動していく予定です。
公式サイトやSNSもチェックして、最新情報を追いかけてみてはいかがでしょうか。