三生医薬、マレーシア営業所を開設
静岡県富士市に本社を置く三生医薬株式会社は、2025年5月6日、マレーシア・ペナン州に新たに営業所を設立しました。この新拠点は、アジア、インド、中東地域を対象とした市場開拓の戦略拠点として、健康食品業界の海外展開を本格的に推進していくことを目的としています。
マレーシア拠点の意義
今回の営業所開設は、三生医薬がグローバル展開に向けた重要な一歩を踏み出すことを意味します。世界のサプリメント市場が急成長する中で、特に注目を浴びているのがAIMリージョンです。この地域では健康意識の高まりに伴い、サプリメントや健康食品の需要が急増しています。三生医薬は、こうした需要に応える製品を提供することで、新たな市場価値を創出する狙いです。
東南アジアでは、生活習慣病の増加と食生活の変化により、予防型ヘルスケアへのニーズが高まっています。そして、マレーシア、タイ、インドネシアでは、栄養補助食品の浸透が進んでいます。特に、インドにおいては都市化が急速に進んでおり、若い世代を中心に毎日の健康管理の手段としてサプリメントが期待されています。さらに、中東地域でも健康意識が高まっており、ハラール対応製品への需要の増加が見込まれています。
三生医薬の取り組み
新たな営業所における取り組みは、地方密着型の市場調査、現地の文化や消費行動の理解を基にした製品設計、信頼できる現地パートナーとの連携強化、そして地域特有の品質管理体制の構築の4つが挙げられます。これにより、現地ニーズに応じた製品やサービスを提供し、持続可能な供給体制を確立することを目指しています。
特に、日本国内で蓄積した製剤技術や品質保証体制は、AIMリーヨンにおける競争力を高める大きな要因となるでしょう。マレーシア営業所には、海外営業やビジネスに詳しい専門家が配置されており、日本側との密接な連携を通じて、アクティブな市場調査や営業活動を行い、有力なパートナーシップを築いていきます。
今後の展望
今後は各国の消費動向や法制度にも着目し、製造拠点やサプライチェーンの現地化を視野に入れて機能の強化を推進していきます。三生医薬は、営業所を起点として、AIMリージョン全域での価値提供体制をさらに強化し、地域に根ざした健康サービスを展開していく方針です。
代表取締役社長の今村朗氏は、「マレーシア営業所の開設は、当社の海外事業が新たな段階に進む象徴的な一歩です。日本で培った技術や経験を基盤に、地域の文化やニーズに応じた製品を提供し、信頼されるグローバルヘルスケアパートナーとしての地位を築いていきます」と述べています。今後、三生医薬は世界中の人々の健康に貢献する企業へと成長していくことが期待されています。
会社基本情報
- - 名称:三生医薬 マレーシア営業所(Sunsho Malaysia Sales Office)
- - 所在地:マレーシア・ペナン州
- - 開設日:2025年5月6日
- - 対象地域:AIM(Asia, India, Middle East)リージョン
- - 主な機能:市場調査、営業活動、パートナー開拓、製造拠点構想の検討など
本営業所は、法的には「Sunsho Asia Sdn. Bhd.」として設立されており、多様な市場に対応したビジネス戦略を展開する基盤を整えています。
お問い合わせ
三生医薬株式会社
広報担当:藤作(ふじさく)
メール:
[email protected]
もっと詳細な情報は、三生医薬の公式サイトをチェックしてください。
三生医薬公式サイト