新しいリユースの形
2026-04-13 10:51:24

ファミリーマートとブックオフが挑む新しい衣料品リユースの形

新しいリユースの形を目指して



株式会社ファミリーマートは、ブックオフコーポレーションとともに、衣料品や雑貨を回収するボックス「R-LOOP」の実証実験を2026年4月13日から開始します。この試みは、東京都世田谷区や杉並区を中心とした約30店舗で行われ、「捨てること」を「次へつなぐ」体験へと変わることを目指しています。

背景:廃棄物削減の社会的意義



最近、日本では約56万トンの衣料品が焼却または埋め立て処分されており、これは深刻な社会問題として認識されています。しかし、まだ使える衣類や雑貨を「もったいない」と思っていても、それをリユースやリサイクルする手間や時間がネックになっている人も多いのが実情です。

ファミリーマートはこれまで、全国に展開する約16,400店舗を生かして地域貢献に注力してきました。例えば「ファミマフードドライブ」という取り組みでは、余剰食品を回収し、必要としている人々に届けています。そのノウハウを、衣料品の分野でも生かすことで、日常の中で環境意識を高められる"資源循環の新たな窓口"としてコンビニを位置付ける計画です。この取り組みにより、年間約4,000トンの衣料品廃棄の削減を目指しています。

実証実験の特徴



1. 手軽なリユース体験


回収ボックスは、店舗に設置された専用のボックスに衣類や雑貨を入れるだけのシステムです。この仕組みは、忙しい日々の中でも購入時に手軽にリユースやリサイクルを体験できるように設計されています。

2. トレーサビリティの確保


回収した衣料品や雑貨は、ブックオフグループが展開する海外リユースショップ「Jalan Jalan Japan」へと届けられます。また、回収時に識別シールを貼付し、追跡可能性を確保することで、どのように次の役割に繋がるのかをお客さまに示します。

3. 社会貢献の実現


回収された衣料品のリユースによる量に応じて1kgあたり1円がNPOなどの団体に寄付されます。こうした仕組みにより、自身の行動が社会貢献という形で繋がることに寄与します。

リユースとリサイクルの流れ



お客さまがボックスに入れた品物は、次のようなプロセスで新たな価値を創出します。まず、ブックオフが国内外のリユースショップに対応し、他国への貿易を促進します。使えなくなった物は、繊維としてリサイクルし、マレーシアやカザフスタンなどを含む多くの国々で新しい製品に生まれ変わります。

回収対象品目について



不要品をボックスに入れる前に、回収できる物品については以下のポイントに留意してください。衣料品全般やファッション雑貨、生活雑貨などは回収できますが、著しく汚れたものや使用済みのマスク、危険物などは対象外です。

今後の展望



ファミリーマートは、今回の実証実験を通じてコンビニと地域社会が協力し合いながら環境への貢献ができる新しいモデルを確立したいと考えております。また、「サーキュラーエコノミー」の促進に貢献し、お客さまが無理なく日常生活にリサイクルを取り入れることができる社会を築いていくための取り組みを続けていく所存です。ファミリーマートは2026年9月に45周年を迎え、その節目に相応しい新たな挑戦をしていきます。


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