海を飛ぶ夢
2026-08-22 10:39:15

海洋プラスチックを活用した国際教育プロジェクト「なかよしアルティメット」

海洋プラスチックを活用した国際教育プロジェクト「なかよしアルティメット」



特定非営利活動法人なかよし学園プロジェクトが展開する「なかよしアルティメット」は、2026年8月にルワンダで実施された教育プログラムです。このプロジェクトでは、海洋プラスチックなどの再生素材から作られたフライングディスクが使用され、科学・環境・スポーツ・協働・夢・平和をテーマにした授業が行われました。これにより、ルワンダの子どもたちに新たな学びの機会を提供しました。

プロジェクトの背景と目的



本プロジェクトは、日本の高校生とルワンダの子どもたちが相互に学び合う機会を作ることを目的としています。Dolphin Papa合同会社によるリサイクルしたフライングディスクを使用し、長崎県対馬の海洋プラスチック問題と環境教育が組み合わさっています。これにより、環境問題を解決する方法を学びながら、国際的な視野を持つ育成を目指しています。

現地での活動内容



ルワンダのGashike Primary SchoolやMiyove地区で行われた授業では、単なるディスクの寄贈を超え、空を飛ぶというテーマに基づいて教育が実施されました。中村雄一代表は、「翼のない人類には、空を飛ぶための翼が『夢』だ」と教え、子どもたちに夢を追いかけることの大切さを伝えました。

授業では、竹とんぼやフライングディスクを使って、飛ぶ原理やその仕組みについての理解を深めました。中村代表は、夢を達成するための方法は一つではなく、状況に応じて変えることが大切であると教えました。実際にディスクを投げる体験を通して、子どもたちは楽しく学び合うことができました。

仲間と協力することの重要性



アルティメットの基本練習では、子どもたちがペアを組み、パスを繋いでゴールを目指す活動が行われました。この過程で、仲間との協力の大切さや、コミュニケーションの重要性に気づくことができました。アルティメットのルールは審判が存在せず、自分たちで話し合いながら進めるため、対話の中で平和を学ぶ場ともなりました。

環境問題への意識を高める



この教育プロジェクトのもう一つの重要な側面は、海洋プラスチック問題についての理解を深めることです。特に、長崎県対馬での海洋プラスチック問題から学んだ経験を、ルワンダの子どもたちにも伝えています。海を漂っていたプラスチックが、空に浮かぶディスクに生まれ変わるプロセスを通じて、リサイクルに対する意識を高めることを狙っています。

子どもたちは、海洋プラスチックのリサイクルが新たな価値を創造する過程を学ぶことができ、自身の行動が環境に及ぼす影響についても考えるきっかけとなりました。

未来に向けて



「なかよしアルティメット」は、今後も他国での展開を計画しており、ルワンダでの経験を日本の教育現場に還元し、さらなる学びの機会を創出していく予定です。この活動を通じて、海洋プラスチック問題やその解決策を多くの人々に知ってもらい、国際的な環境教育の重要性を伝え続けていきます。

中村雄一代表は、「私たちが届けたいのは、物ではなく、その物から始まる学びです。海を漂っていたプラスチックが、子どもたちの夢となるディスクになる。これは、仲間と協力して夢をかなえる力を育む活動でもあります」と語っています。

なかよし学園が日本とルワンダをつなぐ教育の架け橋となり、未来を切り開く一歩を踏み出しています。


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