千葉商科大学キャンパスの進化:DIYで変わる学生談話室
千葉商科大学が自らの学生談話室のリノベーションに乗り出します。このプロジェクトは、学生団体SONE(Student Organization for Natural Energy)が中心となり、より快適で省エネな空間を目指して進められています。ワークショップは2024年3月6日と7日に開催され、参加者約20名で進められる予定です。
この取り組みは、同大学が2022年から続けてきた断熱改修プロジェクトの延長線上にあり、特に寒さが課題とされていた1964年に建設された2号館の談話室に焦点を当てています。この談話室は、学生たちがリラックスし、交流できる場として重要な役割を果たしている一方で、冷え込む冬には利用率が低下してしまうという課題を抱えていました。
これまでの成果として、別の教室での断熱施工が行われ、隣接する教室よりも約5度の温度上昇を達成。今回は、その成功を踏まえ、新たに学生談話室の断熱を施し、利用しやすい空間づくりを目指します。
断熱DIYワークショップの詳細
開催日程
- - 日時:3月6日(木)9時〜16時30分、3月7日(金)9時〜15時
- - 場所:千葉商科大学 2号館2階 学生談話室
学生たちは、二重窓作成や断熱材の設置に取り組むほか、室内レイアウトや新しい備品についてもアイデアを出し合います。学生の主体的な参加を促進することで、より使いやすく、居心地の良い空間へと進化させる狙いがあります。
当日は、作業前に安全確認や道具の使用方法を学び、グループに分かれて作業を行います。昼食を挟み、午後には完成度を高めるための清掃活動も予定されています。最後に参加者全員で記念撮影を行い、プロジェクトの振り返りを行ってから終了します。
この取り組みは、断熱性能の向上にとどまらず、学生団体SONEの活動を更に促進することとなり、断熱に関する情報展などの企画も予定されています。学生にとってより快適な空間が誕生することを期待できるこのプロジェクト、今後も目が離せません。
学生団体SONEの活動について
SONEは、学生や教職員の省エネ意識を高めるため、さまざまな活動を行う組織です。2018年に設立以降、「学生に無理をさせない」をモットーに、学内での省エネ調査や大学への提言などを行い、持続可能な未来へ向けた活動を広げてきました。今回のワークショップも、その一環として位置づけられています。
このプロジェクトの成功を通じて、学生たちが主体的に取り組む姿勢や環境意識の向上が期待されています。リノベーション後の談話室で、多くの学生が新しい空間を楽しむ姿が見られる日が待ち遠しいですね。
学生たち自身の手で生まれ変わる談話室に、ぜひご注目ください!