バッテリー診断ソフト「B-doc」
2025-01-15 15:38:23

新たなバッテリー診断ソフト「B-doc」でEVの未来を切り開く

新たなバッテリー診断ソフト「B-doc」のご紹介



株式会社アジアブリッジパートナーズ(ABP)が、自社開発のEV(電気自動車)および急速充電対応PHEV(プラグインハイブリッド車)用バッテリー診断ソフトウェア「B-doc」を発表しました。このソフトウェアは、簡単にバッテリーの劣化度を診断できる画期的なツールです。2025年1月15日には三洋貿易株式会社の「EverBlüe Drive 高速バッテリー診断機 ETX010」にも搭載される予定で、大きな注目を集めています。

バッテリー診断の必要性


日本においてもEV市場が成熟する中で、「バッテリー劣化度の不透明性」によって中古EV市場が冷え込んでいるのが現状です。また、バッテリーのメンテナンスやEV車両保険の保険料算定にも新たなニーズが生じています。自動車の部品情報プラットフォームを手掛けるABPは、これらの課題に対処すべく中国の実用的なバッテリー診断技術を日本市場向けに改良し、「B-doc」を開発しました。

簡単操作と安全性


「B-doc」の使い方は非常にシンプルです。診断機を急速充電口に接続し、スマートフォンのアプリ(iOS・Android)から車両情報を入力するだけ。数秒でバッテリーの劣化度を示すB-docスコアが算出されます。加えて、診断機は高圧電流を流さない設計で、車両やバッテリーの損傷リスクもありません。このため、診断を行う人や場所を選ばず、特別な道具も不要です。

コストパフォーマンスの良さ


「B-doc」は、入力されたデータとネットワークに接続された診断エンジンを活用し、バッテリー診断を行います。このアプローチは従来の通電診断方式に比べ、コストを抑えることが可能で、ユーザーにとっても経済的な選択肢となるでしょう。

PDF出力と結果管理


診断結果はPDF形式で出力されるため、証明書として活用できます。さらに、診断機のユーザーは専用サイトを通じて複数の診断結果を一括管理することができ、CSV形式での出力も可能です。この機能により、効率的なフリートマネジメントが実現します。

まとめ


ABPは今後も「B-doc」を改良し続け、日本市場でのバッテリー診断の標準化を目指します。EVが持つ可能性を最大限に引き出すために、バッテリーの健康状態をしっかりと見極めることが必要です。これにより、環境に優しい電動化社会の実現に貢献できると考えています。新たに発表された「B-doc」の活用を通じて、持続可能な未来を一緒に作り上げていきましょう。


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