BYD SEALION 7が東京オートサロン2025に出展
日本の自動車業界で注目を集めているBYDが、2025年春に国内導入予定の新型電気自動車(EV)、
「BYD SEALION 7」を東京オートサロン2025で参考出品することを発表しました。エレガントなクーペスタイルのクロスオーバーSUVに、多くの先進技術と魅力的な装備が搭載されているこのモデルは、特に注目が集まります。
BYD SEALION 7の基本情報
「BYD SEALION 7」は、四輪駆動方式を採用し、その寸法は全長4,830mm、全幅1,925mm、全高1,620mm、ホイールベース2,930mmを誇ります。また、車両重量は2,615kgとなっており、安定した走行性能を実現しています。
先進のパワートレイン
この新型モデルは、前方に160kWのかご形三相誘導モーター、後方には230kWの永久磁石同期モーターを備えています。その結果、合計390kWの出力を誇り、特にリアモーターは最大トルク380N・mを発生させるため、力強い加速が期待できる設計となっています。さらに、搭載されるリン酸鉄リチウムイオンバッテリーの総電力量は82.5kWhで、昼夜を問わず安心して長距離走行が可能です。
充実したサスペンションシステム
「BYD SEALION 7」は、よりスムーズな走行感覚を提供するために、フロントにはダブルウィッシュボーン式サスペンション、リアにはマルチリンク式サスペンションが採用されています。これにより、路面の状況に柔軟に対応し、運転の楽しさを高めています。そして、フロントとリアにはそれぞれベンチレーテッドディスク/ドリルドディスクが備わり、優れたブレーキング性能も確保されています。
未来のEV市場に向けた取り組み
BYD Auto Japanは、これまでに日本国内でのEV導入を進めてきた実績を持ち、今回の「SEALION 7」もその一環です。特に近年では、環境意識の高まりやEVシフトが進む中、多くの企業が新しい技術開発に力を入れています。BYDは独自の技術で開発したブレードバッテリーやe-Platform 3.0を活かし、市場での競争力を高めています。
展示詳細と今後の発表
東京オートサロン2025では、1月24日に更なる詳細が発表される予定です。その時点での正式な販売情報なども公開されるため、EV愛好者や自動車ファンにとっても見逃せないイベントとなること間違いありません。BYD SEALION 7は、優れたデザインと先進技術を兼ね備えたモデルとして、多くの注目を集めることでしょう。
BYD Auto Japanの表現によると、この新たなEVは単なる移動手段にとどまらず、環境を配慮した未来のモビリティの象徴と位置づけられています。東京オートサロン2025を皮切りに、BYD SEALION 7が日本市場に新風を吹き込むことに期待が高まります。
BYDについて
BYDは、中国・深圳に本社を置くグローバル企業で、環境に優しい技術の提供に取り組んでいます。1995年にバッテリーメーカーとしてスタートしたこの企業は、現在では自動車や新エネルギー技術分野においても強い影響力を持ち、世界中で400以上の都市に電気自動車を展開しています。今後もさらなる進化が期待されるBYDから目が離せません。