足育ゲームで子どもたちの足の健康を考える授業が大盛況
2025年11月8日千葉県松戸市に位置する「かみやま足腰整骨院」にて、小学校2年生を対象にした新体験ゲーム「はだし vs くつした 対決ゲーム」の出前授業が開催されました。この授業では、オリジナルの足育ゲームが行われ、65名の子どもたちが参加しました。参加者からは、『初めて自分の足について考えた』や『家でもやりたい』という感想が寄せられるなど、大変好評でした。
子どもの足トラブルの現状
近年、子どもたちの間で「外反母趾」や「偏平足」、さらには「浮き指」といった足のトラブルが増加しています。これらは、足指が地面に接触していないことや、足裏の筋力の低下によって、姿勢や運動能力に影響を及ぼすことが指摘されています。しかし、日本の学校教育では、足に関して学ぶ機会が限られており、子どもたちが自分の足を意識しないまま成長してしまう現状があります。このような背景もあり、足の健康を楽しく学ぶためのゲームが開発されたのです。
授業の構成
この授業は、3つの部分に分かれて行われました。
1. はだし vs くつした 対決ゲーム (20分)
参加者は、片方の足は裸足、もう片方は靴下を履いた状態で、足指を使ってタオルをつかむ競争をしました。この対決ゲームでは、足指ジャンケンを行い、楽しみながら足の動きを体験しました。教室中が笑い声に包まれ、子どもたちは積極的に参加していました。
2. 足の使い方のお話 (5分)
次に、足の使い方についての話が行われ、靴の正しい履き方や、足のトラブルについて優しく解説されました。子どもたちは自分の足についての知識を深めることができました。
3. 足のチェック&足型アート (20分)
最後に、各自の足をチェックし、外反母趾や浮き指の有無を確認しました。また、待っている子どもたちは足型アートや、足指を使ってお絵描きを楽しみました。
授業後には、多くの児童から感謝の手紙が届き、足に対する関心が高まったことを示しています。
ゲーム手順の再現ガイド
この授業で行ったゲームは、自宅でも楽しむことができるので、親子でのコミュニケーションの一環として活用できます。以下の手順で簡単に再現できます。
【準備】
- - 床にタオルや破けにくいペーパーを置きます。
- - 座って片方の足だけ靴下を脱ぎます。
【流れ】
1. 隣の人とペアを組み、足指でジャンケンをします。
2. 勝った方は裸足の足指でタオルを掴み、負けた方は靴下のままで挑戦します。
3. 「3・2・1 ひっぱって!」の合図で全員同時に対決。
このように、楽しみながら足について学ぶことができるプログラムは、著作権フリーで学校や家庭で自由に利用できます。
さらなる情報と出前授業について
かみやま足腰整骨院では、このプログラムを地域の学校や団体に向けて提供しています。授業は無料で行われ、交通費の相談も可能です。関東エリア外の学校からのお問い合わせも受け付けており、教育プログラムとして位置付けられています。
代表の上山和俊氏は「楽しい体験を通じて、自分の足に気づく瞬間を作りたい。これが子どもたちの姿勢と健康の第一歩になれば嬉しい」と語っています。
詳しい内容については、整骨院のウェブサイトをご覧ください:
かみやま足腰整骨院